株式会社 近藤建設興業

オール樹脂VSアルミ樹脂

2019.1.10

新春からドヤ顔は・・・山根棟梁

北区は平野に建つ「おかやま暖涼の家」

今年初の気密測定結果

C値0.14が出ました(ノ^∀^)ノ☆パチパチパチ

最近安定してC値0.1台が出せるのは

実はこちらの秘密兵器・・・

そ〜なんです・・・実は

サーモカメラを

気密作業に使用してるからなのです

サーモカメラを使う事で空気の漏れを

見つける事が出来るのです

 

この度のOさま宅は

開口部、所謂窓がオール樹脂サッシです

日本には特有のアルミサッシが存在しますが

戦後に残った工場とかの関係で

アルミ精製技術が発達したそうで・・・

しかもそのアルミ精製の際に出る材料で

塩化ビニールクロスが作られてるという事実

 

皆さんはご存知ないと思いますが・・・

 

良くも悪くも

致し方ない事情でアルミサッシが

普及したと云う事です

※出典 LIXIL

さてそんな開口部サッシですが

よく話題になるように

 

オール樹脂サッシとアルミ樹脂複合サッシと

どちらが優れているのか?

ですよね

確かに樹脂の方が

熱伝導率が圧倒的に小さい

 

なので熱が伝わりにくいという

メリットがあります

ところが

この度の気密測定で判明したのですが

 

気密性能はアルミ樹脂複合サッシの方が

優れています・・・

まぁ柔らかい?と云う事もあり

空気が逃げやすい?のかも知れませんが

 

後は、開口部の性能は枠が最重要では無く

ガラスの性能で左右されます

 

よって枠が小さく少なければ

 

さほど・・・

樹脂だろうがアルミだろうが

その違いは僅かになって行きます

現在弊社が標準仕様にしている

「サーモスX」と言うアルミ樹脂複合サッシ

一般的なオール樹脂サッシと比較して

圧倒的に・・・枠が小さい

しかも・・・

こちらのサッシはアルミ部分と樹脂部分が

完全分離されていて熱が伝わりにくくなっています

空気層(空気の部屋)も沢山あり

空気も密閉されることにより断熱効果を生むのです

 

なのでさほど性能は違わず

デザイン性に優れています

 

よってオール樹脂サッシVSアルミ樹脂複合サッシは

 

「サーモスX」と云う

アルミ樹脂複合サッシを使うならば

 

我々の地域岡山県では

オール樹脂サッシとさほど変わらない・・・・

が結果です

 

その他のアルミ樹脂複合サッシだと

オール樹脂サッシの方が優れていますが・・・

 

窓で悩める方は朗報?・・・かな

 

パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」

 

 

 

 

 

 

近藤 直岐

社長のひとりごと

株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員

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