太陽のおかげ
気温は低くなりましたが
快晴の良い天気ですね
スタジオや弊社のOBさま宅は
この時期はたっぷりの日射取得で
日中はしっかり
「熱の貯金」をしています
今朝は南区は当新田の某所
現場打ち合わせです
午前10時の時間帯ですが
これだけの日射が入って来ています
南側の窓から1㎡あたり
約700w程度の熱が取得出来ます
こちらの打ち合わせ現場では
南側窓が約9㎡ありますから
6300wの熱の取得が可能です
ハロゲンヒーター何台分になります?
「窓はストーブ」良く言ったものです
しかし!!気を付けないと
夏も同じことになりますからね・・・
場所を移して瀬戸内市邑久町現場
同じく現場打ち合わせです
先ほどの現場と同じく
廻りに日射を遮る物が無いので
こちらも日当たり抜群ですね
午後3時の室内の様子です
厳冬期と云えば1月下旬から2月上旬
その際の太陽高度が
ちょうど今時分と似通っています
よって最も寒い時期の日射取得の様子が
まさにこの状態です
我々の暮らしが
どれだけ太陽の影響を受けているのかが
良くわかる状況ですね
冬の太陽高度は
冬至を基準に考えるのは間違いです
よって冬至に合わせて
軒や庇の出を決めると
冬、寒~い家になってしまいますよ
パッシブデザインは
その地の最適解を追求する設計手法
「窓なんかどーでもイイや」
「太陽は関係ない」って方は
残念ながら機械設備に頼って下さい
エネルギーは沢山必要ですけど
それなりに快適に暮らせる・・・かも?
貴方なら・・・どちらを選びますか?
パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員