1.17に思う・・・・
今日も午前中からお客様の御来社
本日のお客様はいずれも
プラン調整中の皆さん(感謝)
奇しくも今日は1.17
当然建設業界は元より
21年経過した現在でも記憶に残る出来事
「阪神淡路大震災」が起きた日です。
その後、紆余曲折を得て
やっと2000年に
現在の「耐震等級」と云う法律がつくられました
しかし残念な事ながら・・・・
現在の「耐震等級」は
建築基準法上は最低基準の「等級1」が義務で
その上は性能表示上の等級評価
いわゆる努力義務・・・・・
よって今でも業界では
基準の等級1をクリアしていれば
家が建てられるので
当たり前のように
「等級1」の家ばかりを平然と建てています
確かに「等級1」の家の場合
今後30年内に
60%の確率で起こりうる「大地震」に対して
倒れない事により「命」は助かるかも知れません・・・・
しかし「基準」とか「義務」とかは
かな~り緩い縛りである事を理解しないといけません。
今後はこうした業界の遅れた考えを改め
家を建てる皆さんの為になる「本当の良い家」を
提供できるよう努力が必要でしょうね
一番は家を建てる皆さんが
そうした正しい知識を身につけるのも
住宅業界の底上げに
寄与するかも知れませんね・・・・・
でも皆さんの人生を掛けた家づくりに対して
厳しいようですが・・・・
業界業者の全員の底上げが必要なのか?とも
思う今日この頃 1.17であります
改めまして本日御来社皆様
ありがとうございました!
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員