株式会社 近藤建設興業

1.17に思う・・・・

2016.1.17

DSCN8679

今日も午前中からお客様の御来社

 

本日のお客様はいずれも

プラン調整中の皆さん(感謝)

 

奇しくも今日は1.17

 

当然建設業界は元より

21年経過した現在でも記憶に残る出来事

 

「阪神淡路大震災」が起きた日です。

 

その後、紆余曲折を得て

 

やっと2000年に

現在の「耐震等級」と云う法律がつくられました

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しかし残念な事ながら・・・・

 

現在の「耐震等級」は

建築基準法上は最低基準の「等級1」が義務で

 

その上は性能表示上の等級評価

いわゆる努力義務・・・・・

 

よって今でも業界では

 

基準の等級1をクリアしていれば

家が建てられるので

 

当たり前のように

「等級1」の家ばかりを平然と建てています

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確かに「等級1」の家の場合

 

今後30年内に

60%の確率で起こりうる「大地震」に対して

 

倒れない事により「命」は助かるかも知れません・・・・

 

しかし「基準」とか「義務」とかは

かな~り緩い縛りである事を理解しないといけません。

 

今後はこうした業界の遅れた考えを改め

 

家を建てる皆さんの為になる「本当の良い家」を

提供できるよう努力が必要でしょうね

 

一番は家を建てる皆さんが

そうした正しい知識を身につけるのも

 

住宅業界の底上げに

寄与するかも知れませんね・・・・・

 

でも皆さんの人生を掛けた家づくりに対して

厳しいようですが・・・・

 

業界業者の全員の底上げが必要なのか?とも

思う今日この頃 1.17であります

 

改めまして本日御来社皆様

ありがとうございました!

 

近藤 直岐

社長のひとりごと

株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員

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