株式会社 近藤建設興業

ZEH戦国時代?

2019.5.7

ZEH+のOさま邸・・・

 

ZEH+とは?

・ZEHを超える強化外皮性能

・1次エネルギー消費量が基準の-25%以上

・HEMSを有する事

全国で405件の応募に対して

142業者しか採択されていない

まさに「ZEH戦国時代」の賜物です

よってこちらのZEH+

建てて終わりでは無くて

 

住んでからの実生活での

データの提出が義務付けられています

今日はそんな

実績報告の為の設定を行う為

 

女性スタッフと共に

Oさま宅を訪問しました

HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)

ネーミングは長ったらしいですが

 

要はZEH+の家で

どの位のエネルギーが消費されるのか?

 

そのエネルギー消費量を定量的に

計測する装置の事を云います

 

簡単に云えば「無線アダプター」を

エアコンに取り付ける・・・それだけです

元々・・・

無線LANの受信装置が内蔵されている

弊社の標準エアコンですが

 

無線LAN無しでも

データを飛ばす事が出来るのが

こちらの受信アダプター

 

高性能エアコンにバッチリ取付です

こちらの

「スマートコスモ」なる分電盤を採用すれば

 

無線LAN無しでも

エアコンの受信アダプターのみで

太陽光モニターがHEMS化する・・・

 

最も安価で確実に

データ取得が出来る方法です

そもそもZEH(ゼロエネルギーハウス)は?

 

建物そのものの性能を高めて

 

極力機械設備に頼らないよう

 

長期にわたり

エネルギー消費を減らすのが主旨

もっと云えば・・・

 

住まいのエネルギーは

年間の暖冷房の消費量が最も重要で

 

年間を通して最も消費するのは

「給湯エネルギー」では有りますが

自然の力を利用した

「パッシブデザイン」設計では

 

年間の暖冷房消費量の把握が

これからの実生活に最も

大切になって行きます

それらの年間暖冷房負荷を把握し

 

四季を通しての実測データを取得し

 

データ解析しデータ分析し

 

より良い住まい方を提案するのが

我々住宅屋の最終系

早速本日

HEMSモニターにSDカードを挿入し

今後のデータ取得に

ワクワクせざるを得ません・・・

 

設定スタンバイ終了後には

Oさまの購入された家具の話に・・・

 

一目見て分かった

「柏木工」のシビル

 

私も自宅で使っている

「飛騨産業」さんと同じく

岐阜県に拠点を置く国産家具ブランド

今現在岡山での販売店が少なく

なかなかお目にかかれない代物

 

なので中々良いものに出会えましたよ

 

確かにZEH+は国の政策であり

まだまだ一般的ではありませんが・・・

 

今後数年で当たり前化するのは必至

 

只いずれも・・・

 

機械設備に極力頼らず

エネルギー消費を少なくするには

 

建物そのものの性能を上げる事と

 

国産ブランドの積極採用を

推奨する限りです

 

本物のエコ住宅「ZEH+」

益々の普及が期待されますね・・・

 

 

パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」

 

 

 

近藤 直岐

社長のひとりごと

株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員

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