米谷設計塾Ⅲ in chlおかやま
定例のchlおかやま
本日で3回目となる
「米谷設計塾」開校です
chlおかやまは・・・
省エネマイスター試験に合格し
半年間のスキルUPセミナーを
受講した後与えられる
「1985拠点」の称号を持つ者だけが
集まるラボ・・・
所謂・・・家庭の省エネに特化した
工務店の集まりです
今回で31回目を迎え
益々大盛況で勉強中です
そこで最近取り組んでいるのが
前述の「米谷設計塾」
講師の米谷先生は
我師・・・野池先生と肩を並べる
パッシブデザインの巨匠
そんな日本で最も
パッシブデザインに精通した方に
直々に設計を学ぶ充実した希少な勉強会
今日は前回の共通課題に対する
提案プランの発表です
順に発表行い
質疑応答し・・・その後
米谷先生からダメ出しを頂く
・・・
まさにM以外の何物でもない?ですが
これが非常に勉強になるんですよね
全員の発表後は残りの時間を使い
マニアの為の
「日射利用を考えた事例」・・・
マニアの為のが米谷先生らしいですね
我々「工務店」と「設計事務所」の違いは
事前調査に理科的な計算や構造計算
そして最も異なるのが作成設計図面の枚数
どちらが多くてどちらが少ないかは
皆さんでも想像がつくと思いますが
実はそれ以外で
最も大きな違いは
「工務店」は施工を行う
「設計事務所」は施工は行わない
・・・なのです
しかし我々chl拠点メンバーは
設計図の枚数が異なる以外は
ほとんどのスキルを持ち合わせています
と、云う事は・・・?
今回の設計塾で「設計」を学べば
これまさに鬼に金棒ではありませんか
「工務店」の設計者は
「設計事務所」で
設計を学んだ訳ではありません
よって「設計」についての本質は
真摯に学ぶべきですし
学ばないと行けないと思います
エネルギーの少ない日本です・・・
今現在
輸入エネルギーが止まれば
たちまち生活が成り立たないのが
・・・我が国日本です
そう考えると・・・
自然エネルギーを活用する事が
非常に重要です
パッシブデザインは・・・
断熱性能を地域に合わせて極力高め
残りを
自然エネルギーを上手に使い
「暖房」「冷房」「照明」の
エネルギーを減らす省エネ手法
日当たりが良いとか悪いとかで
パッシブデザインをあきらめたり
取り組まなかったりでは無く
あくまでも「家庭の省エネ」に
寄与する事が
我々1985拠点の役目だと思います
子供達に誇れる未来を残すために
「家庭の省エネ」>「パッシブデザイン」
なのです・・・・
パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員