株式会社 近藤建設興業

夏のパッシブ・・・

2017.7.16

3連休・・・沢山のご来社ご来場

誠にありがとうございます(感謝)

さて、夏本番を迎えた今日この頃

皆さんいかがお過ごしですか?

これだけ夏が暑くなれば

出かけるのも控えたいですし

 

そもそも暑さ対策無しでの外出は

体にも影響を及ぼします

だからといって真夏に

室内に引き篭もっていては

・・・・これまた悪影響

 

・・・・故に

今日は家の「夏」対策について一言・・・・

屋外からの熱の移動は

全体を100とした場合

窓から侵入する割合が75%・・・・

 

その他所謂

屋根、壁からが残りの25%

故に「夏」涼しく過ごしたいなら

窓から熱が入らないようにするのが当然

 

極論を云えば・・・

 

窓が全く無ければ

「夏」は涼しく過ごす事が出来ます

でもそうすると「冬」全く日射が入らず

寒~い家になってしまいます・・・・

 

そう考えると

「夏」の日射遮へいと

「冬」の日射取得は・・・・相反するのです

さぁ~っ!!

そこで登場するのが「窓の付属部材」

 

特に費用を掛けずに

一般の方、皆さんでも即実行できるのが

日本古来からある「すだれ」

これ・・・・・「古~っ」て

馬鹿にしてません?

 

しかし実は!!

 

非常に安価で

それでいて確実に日射を遮へい出来る

「夏」対策の王道です

もちろん前提には建物そのものの

「断熱性能」が高いことが必須で

 

特に「夏」対策には「屋根」の断熱を

強化する必要があります

いやいや・・・別に

「庇」とか「屋根の軒」とかで

遮へいしたら良いのでは?と

お思いでしょうが・・・・

 

「庇」や「軒」が有効なのは

あくまでも太陽が南中にある時

 

なので「夏」の明け方から午前中

そして昼過ぎから夕方までの午後は

 

太陽の日射角が小さい為

「庇」や「軒」では

防ぎきれないのが実情です

そこで登場するのが

窓の外で遮へいする「付属部材」

最強部材の「すだれ」なのです

このように日本古来の夏のパッシブ

最強部材「すだれ」

 

昨今の環境の悪化時だからこそ

その価値を改めて見直しましょう

 

パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」

 

 

 

 

 

 

 

 

近藤 直岐

社長のひとりごと

株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員

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