高気密・高断熱の家とは?数字だけでは分からない、快適な住まいの考え方
「冬でも暖かい家にしたい」
「夏もできるだけ涼しく過ごしたい」
「冷暖房にかかる電気代も抑えたい」
家づくりで、こうした希望を持つ方は多いのではないでしょうか。
そこでよく目にするのが「高気密・高断熱」という言葉です。
住宅会社のホームページを見ると、UA値やC値、断熱等級といった数字も並んでいます。
もちろん、住宅性能を知るための目安にはなります。
ただ、家づくりで本当に知りたいのは、
「その家で、実際にどんなふうに暮らせるのか」
ではないでしょうか。
近藤建設興業が目指しているのも、数字の良し悪しそのものではありません。
冬に家へ帰ったとき、空気だけでなく家全体が「ほっこり」暖かい。
夏は、強い冷房の風に当たり続けなくても、家の中が「ひんやり」と心地よい。
そんな快適さをつくるための、高気密・高断熱だと思います
目次
1.近藤建設興業が考える「快適な家」とは?
2.その快適さをつくる高気密・高断熱
3.近藤建設興業の高気密・高断熱を支える4つの視点
4.実際に暮らすと、どんな違いがある?
5.高気密・高断熱の住宅会社を選ぶときの5つのチェックポイント
6.高気密・高断熱は「数字」ではなく「暮らし」のために
1.近藤建設興業が考える「快適な家」とは?
室温だけでなく、床・壁・天井の表面温度も見る
例えば、室温が25℃あったとしても、床や壁が冷たければ、なんとなく寒く感じることがあります。
私たちは、空気の温度だけで暑さや寒さを感じているわけではないからです。
反対に、床・壁・天井の表面温度が室温に近ければ、エアコンの風を強く感じなくても、心地よく感じやすくなります。
では床・壁・天井の表面温度を室温に近づけるにはどうしたら良いのか?
それが今回お話しする断熱や気密の机上の計算数値では無く「実質性能」になります。
近藤建設興業では、サーモカメラや表面温度計を使って、室温だけでなく床・壁・天井の表面温度まで確認しています。
室温と表面温度との差が1℃以内に収まっている状態を、快適さを見るひとつの目安としています。

床の表面温度は24.6℃。室温25℃との差はわずか0.4℃でした。
「エアコンが効いている」だけではない快適さへ
目指しているのは、
「暖房の風が暖かい」
「冷房の風が冷たい」
という快適さではありません。
冬なら、家全体が「ほっこり」暖かい。
夏なら、家に入った瞬間に「ひんやりして心地いい」。
その状態をつくる土台になるのが、高気密・高断熱です。
つまり、高気密・高断熱は目的ではなく、快適な暮らしをつくるための手段なのです。
オーナー様の声
実際に近藤建設興業の家で暮らしている方からも、こんな声をいただいています。
「玄関の扉を開けると空気が涼しく、ほっとします。猛暑も家の中全体が涼しくて本当に快適です。」
「冬も家全体が暖かいので、朝も布団から即出られますし、お風呂場も寒くありません。」
こうした「家全体の心地よさ」をつくるために、断熱・気密だけでなく、設計や施工、完成後の測定まで行っています。
2.その快適さをつくる高気密・高断熱
ここで、高気密・高断熱について簡単に説明します。
高断熱とは?UA値で見る熱の逃げにくさ
断熱とは、外の暑さや寒さを室内へ伝えにくくし、室内の暖かさや涼しさも外へ逃がしにくくすることです。
その性能を見る目安のひとつが「UA値」です。
UA値は、家からどのくらい熱が逃げやすいかを表す数字で、基本的には小さいほど熱が逃げにくいことを示します。
高気密とは?C値で見る家のすき間
一方の気密は、家にどのくらいすき間があるかということです。
断熱性能を高めても、家のあちこちにすき間があれば、せっかく暖めたり冷やしたりした空気が逃げてしまいます。
そのすき間の少なさを見る数字が「C値」です。
C値も、基本的には小さいほどすき間が少ないことを表します。
UA値との違いは、C値は実際に建てた家で測ることです。
近藤建設興業ではC値0.3以下を社内基準としており、最近建てた住宅の平均C値は0.1台程度です。
気密測定をどのように行っているのか、実際の様子を動画でご覧いただけます。
断熱と気密はセットで考える
暖かい上着を着ていても、ファスナーが大きく開いていれば、冷たい空気が入ってきます。
家も同じです。
断熱で熱の出入りを抑え、気密ですき間からの空気の出入りを抑える。
この2つがそろうことで、整えた室温を保ちやすくなり、床や壁などの表面温度も室温に近づけやすくなります。
高気密・高断熱の家を、実際に見てみませんか?
UA値やC値だけでは分からない、床や壁から感じる暖かさ、部屋を移動したときの温度差。
実際の住まいで、その違いを体感してみてください。
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3.近藤建設興業の高気密・高断熱を支える4つの視点
① UA値0.34・C値0.3以下を社内基準に
近藤建設興業では、UA値0.34、C値0.3以下を社内基準としています。
岡山県は、県北と県南で冬の寒さが異なります。
国はこうした地域ごとの気候に合わせて必要な断熱性能を考えられるよう、日本全国を1〜8の地域に分けています。
数字が小さいほど寒い地域で、岡山県は4・5・6地域に分かれています。

近藤建設興業では、こうした県内の気候差を踏まえ、岡山県内のどの地域でも断熱等級6を目指せるよう、UA値0.34を基準としています。
目指しているのは、数字を競うことではありません。
冬の寒さや夏の暑さの影響を受けにくく、冷暖房を効率よく使いながら、快適に暮らせること。
さらに、性能を高めるためにかかる費用と、住み始めてからの光熱費とのバランスも考えています。
C値0.3以下も、建てた直後だけを見る基準ではありません。
家は長く住み続けるうちに、すき間が少しずつ増える可能性があります。
そこで、年月が経っても気密性能を保ちやすいよう、最初からC値0.3以下を確保しています。
今だけではなく、長く快適に暮らすための性能です。
② 岡山の気候・土地に合わせたパッシブ設計
高気密・高断熱なら、どんな設計でも快適になるわけではありません。
土地ごとに、日当たりや周囲の建物、風の通り方、見える景色は違います。
近藤建設興業では、
「この土地はパッシブ設計に向いている」
「この土地は向いていない」
と単純には考えません。
その土地で使える自然の力を、どう暮らしに取り入れるかを考えます。
例えば、南側だからといって必ず大きな窓をつけるわけではありません。
北側に気持ちのよい景色があれば、そこへ窓をつくることもあります。
日当たりが限られる土地でも、午前中に日が入るなら、その日差しをどう生かすかを考えます。

性能のために家をつくるのではなく、その土地で心地よく暮らせる家をつくる。
それが近藤建設興業のパッシブ設計です。
オーナー様の声
「気密の面で窓は少なめと言われていましたが、自然光はしっかり入ります。」
窓の数や大きさだけではなく、位置や日差しの入り方まで考えることで、明るさと住宅性能の両方を考えた設計につながります。
③ 建てる前に考え、建てた後にも確かめる
家は、一度建てると簡単にはやり直せません。
そこで近藤建設興業では、建てる前に太陽の動きや日当たりを調べます。
室内のどこまで日差しが入るのかも、設計段階でシミュレーションします。
そして、完成したら終わりではありません。
実際の温度や湿度、電気の使用量、床・壁・天井の表面温度なども測定します。
計画した快適さが、本当にできているのかを建てた後にも確かめる。
その結果を、次の家づくりや住んでいる方へのアドバイスにも生かしています。
④ 壁の中の結露まで考える
高気密・高断熱の家では、見えない部分の湿気対策も欠かせません。
壁の中に湿気が入り、じめじめした状態が長く続けば、木材にとってよい環境とはいえません。
近藤建設興業では、壁の中へ湿気が入りにくいようにし、工場生産の断熱材を採用しています。
また、点検時には床下なども見て、木材にシミやカビが出ていないかも確認します。
現在採用している断熱材には、LIXILによる「60年無結露保証」もあります。

建てた瞬間の性能だけではなく、その状態を長く保ちやすい家を目指しています。
数字だけでは分からない「家の心地よさ」を体感してみませんか?
UA値やC値は住宅性能を知る目安です。
でも、床や壁の温度、部屋を移動したときの温度差、エアコンの風の感じ方までは数字だけでは分かりません。
近藤建設興業の完成体感会で、実際の住まいを体感してみてください。
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4.実際に暮らすと、どんな違いがある?
外の暑さ・寒さの影響を受けにくい
断熱性能が高ければ、外の暑さや寒さが家の中へ伝わりにくくなります。
さらに気密性が高ければ、冷暖房で整えた空気も外へ逃げにくくなります。
そのため、一度整えた室温を保ちやすくなります。
家の中の温度差を小さくしやすい
「リビングは暖かいのに、廊下へ出ると寒い」
そんな家の中の温度差も、断熱・気密性能を高めることで小さくしやすくなります。
リビングだけでなく、廊下や脱衣室まで過ごしやすいことは、毎日の暮らしやすさにつながります。
オーナー様の声
「冬も家全体が暖かいので、朝も布団から即出られますし、お風呂場も寒くありません。家から出たくないほど快適です。」
冷暖房が効きやすく、少ないエネルギーで室温を保ちやすい
高気密・高断熱だからといって、エアコンがいらなくなるわけではありません。
違うのは、エアコンなどの機械でつくった快適な温度を無駄にしにくいことです。
暖めた空気がすぐに外へ逃げたり、外の熱がどんどん入ったりすれば、その分エアコンも多く働きます。
断熱・気密性能を高めることで、少ないエネルギーで室温を保ちやすくなります。
オーナー様の声
「冷暖房がよく効く。」
「以前の家はすきま風がありましたが、今の家は本当に暖かく、住み心地が最高です。」
家は何十年も住む場所です。
建てるときの金額だけでなく、住み始めてからの冷暖房費まで考えておきたいところです。
5.高気密・高断熱の住宅会社を選ぶときの5つのチェックポイント
高気密・高断熱をうたう住宅会社はたくさんあります。
そこで、次の5つを確認してみてください。
① UA値はどのくらい?
「高断熱です」という言葉だけでなく、具体的なUA値を確認しましょう。
さらに、
「なぜ、その数値を基準にしているのですか?」
まで聞くと、その会社がどんな暮らしを目指しているのかも見えてきます。
② C値を実際に測っている?
C値は、実際の建物で測る数字です。
「C値はいくつですか?」だけでなく、
「建てた家で毎回測っていますか?」
まで確認してみましょう。
③ 完成した家でも性能を確かめている?
計算上の数字だけでなく、
完成した家で本当にその性能が出ているのか
を測っているかもチェックしたいところです。
④ 日差しや風まで考えて設計している?
冬の日差しをどう取り込むか。
夏の日差しをどう防ぐか。
風はどう通るか。
窓から何が見えるか。
性能だけではなく、その土地で暮らす人の事まで考えているかを確認してみましょう。
⑤ 長く暮らすことまで考えている?
壁の中の結露対策はどうしているか。
年月が経った後の気密性能まで考えているか。
完成後にはどんな点検をするのか。
建てた日の性能だけではなく、その状態を長く保つ仕組みがあるかも見ておきたいポイントです。
6.高気密・高断熱は「数字」ではなく「暮らし」のために
UA値やC値は、住宅性能を比べるための大切な数字です。
でも、数字を小さくすることそのものが家づくりの目的ではありません。
近藤建設興業が目指しているのは、
冬は、家全体がほっこりと暖かい。
夏は、強い冷房の風に頼りすぎなくてもひんやり心地いい。
そして、その快適さを少ないエネルギーでつくること。「小さなエネルギーで豊かに暮らす」
そのために、
断熱と気密を高める。
その土地の日差しや風を見て設計する。
細かな部分まで丁寧に施工する。
建てた後には、室温だけでなく床・壁・天井の温度まで測る。
という家づくりを行っています。
高気密・高断熱は、性能値を自慢するためのものではありません。
暮らす人が、毎日「この家は心地いい」と感じられるためのものです。
高気密・高断熱の違いは、実際の家で確かめてください。
室内に入ったときの空気感。
床や壁から感じる暑さ・寒さ。
部屋を移動したときの温度差。
こうした違いは、UA値やC値を見るだけでは分かりません。
近藤建設興業の完成体感会で、実際の住まいの心地よさを体感してみてください。
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