株式会社 近藤建設興業

階段について考える?

2020.3.12

太陽光発電が搭載され

足場の外れたショーハウスseasonⅡ

その全貌が見えてきましたよ

室内は仕上げ工事真っ最中ですが

屋外もこれからが仕上げです

 

以前ご紹介した

「ホワイトクンストタイル」

ご覧のような仕上がりになりました

外装のホワイトクンストタイルは珍しく

晴天時と降雨時で見た目の色が変わる

 

日により楽しみ方が二通りある

ユニークなアクセントになりました

此方も先日ご紹介した可動式アウター

 

古来からの先人の知恵「木製雨戸」を

現代風にアレンジした

「日除け通風雨戸」です

 

そして本題の「階段」の紹介

たまたま偶然が重なり

現在進行中の現場

 

7現場中5現場が何と!!

・・・鋼製の製作階段

 

改めて階段とは・・・?

 

基本的には

上下階をつなぐための動線

 

しかし他にも・・・

意匠性を重視した見せる階段や

 

余りにも複雑な為

木製で製作できない時の階段・・・

スキップフロアに階段下利用など

 

意外に階段って一口に云っても

様々な使い方も有るようで・・・

 

因みにショーハウスは

坪庭を眺める為に視覚眺望性を重視して

鋼製階段としました

今回全ての現場の階段を

お見せする事は出来ませんが

 

此方は現在井原市に建つ

周り部分が2か所ある鋼製階段です

 

中々発案も難しいですし

設計も大変・・・

 

特に鉄骨屋さんの技術も必要で

 

安易に鋼製階段を

選択すべきではありません

でもこれだけ意匠性が高まれば

階段も今後は

住まいの主役になるやも知れません・・・

 

が、気を付けないと行けないのは

意匠性が高まれば高まるほど

上下階の空間は一体化し

 

そうなる事で温熱的、空調的には

不利になる事もお忘れないように・・・

 

いずれもデザインを追求する為には

 

耐震、断熱、気密などの基本性能が

高く無ければならない

 

・・・と云う事です

 

パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」

 

 

 

近藤 直岐

社長のひとりごと

株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員

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