気密測定2017
2017年
最初の気密測定実施です!!
北区は伊島3丁目
事務所直ぐ傍の
「吹き抜けのあるおかやま暖涼の家」
意味も無しには
「吹き抜け」を採用しない
当社のパッシブデザイン・・・・
この度はロケーション的に
冬至の前後に日照が不足する為
2階の吹き抜け窓からの
日射取得を選択
よって「吹き抜け」の採用と
相成りました
こうして幾ら高性能であろうと
不要な吹き抜けや
間違ったパッシブデザインを採用すると
入居後の暮らしは
不快となってしまいます
パッシブデザインは
暮らしにはとっても良いもので
それを否定するものは
ほとんどありません・・・が
「諸刃の剣」のごとく
なんちゃってでは済まされない
それほど重要且つ繊細だって事
皆さんもパッシブデザインを
住まいに取り入れる際は
定量的にシミュレーション出来る
業者さんを選びましょう!・・ね
さて、今回の気密測定結果!!
C値0.17c㎡/㎡
こちらの
「吹き抜けのあるおかやま暖涼の家」で
5cmx5cmの隙間って結果になりました
当社の社内基準は0.3c㎡/㎡以下なので
新春早々良い結果になりました
ここで隙間、所謂C値について
改めて解説を・・・・
隙間が少ないと窒息するとか
隙間は暮らしに関係ないとかは
論外なので置いといて・・・
断熱の数値は実際
お金をかければ
良くする事が可能です
しかし、隙間のC値は
いくらお金をかけても
良くはなりません
なぜなら・・・・
現場の技術に頼るところが
ほとんどだからです
そして実際の暮らしの中では
気密測定時には除外していた
換気扇の穴が大きなウェートを占めます
一般的な家の3種換気だと
各居室に給気の「穴」が
開いてるので・・・
その隙間は膨大です・・・
●一般の家=給気の穴x5ヶ所+隙間(4LDKの場合)
●おかやま暖涼の家=給気の穴x1ヶ所+隙間(4LDKの場合)
つまり測定時には
「究極の隙間減らし」を行っておかないと
実生活では大きな隙間が
存在してるって事なんです
故に「究極の隙間減らし」は
仕上げの前に行わないと
修復しようが無いのであります
さて、お金をかけなくても出来る
「隙間減らし」は
幸先良くスタートしました。
引き続き今年1年も
「隙間減らし」に専念します
パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員