株式会社 近藤建設興業

レアもの・・・

2018.11.1

いつからか仮装大会になった

騒がしいハロウィンも終わり

いよいよ11月ですね

 

さて、こちらのモノ?

なんだか分かりますか?

 

ズームの後は引いて見てみると・・・

実はこれ家の基礎工事の初期段階です

家を建てた方なら、もしかすると

ご覧になってるかも知れませんし・・・

 

弊社のお客さまなら工事写真を

差し上げているのでご存知でしょうかね

 

実はこれ・・・

「鎮め物」と言いまして

家を建てる際に最初に行う

土地の神様に土地を拝借する事を

お願いする「地鎮祭」・・・

 

その際に預かった土地に埋める

安全祈願のお守りみたいな物なんです

 

意外に実際に埋めている所って

見る機会は無いと思います

 

地鎮祭の時預けた「アレ」って

何処行った?って・・・思わないで下さいね

さてお次は現場に搬入された木材料

 

今現在では一般的には木材料の加工は

昔で云えば「下小屋」・・・

 

今で言えば「工場」であらかじめ加工されて

現場に持ち込みます

ところがこの度は

無加工の木材料を現場に持ち込み

現場で大工さんが加工しています

 

実はこれらの作業も結構珍しいんです

 

何故なら今は現場の「ゴミ」が問題なるし

ゴミの処理にも費用が掛かる時代

 

よって現場での加工は

極力少なくしているのが現状なんです

しかしこのように小規模な工事や

 

現場で採寸しながら進めるような

難しい工事は・・・

 

現場にて行う場合もあるのです

 

言うなれば、つい数十年前まで

 

私がまだ現場で大工だった時代などは

現場で加工が当たり前でした

しかし今現在

工場加工がほとんどと云う事は

 

木材料の加工技術が

廃れていると云う事であり

 

すなわち・・・

大工さんの加工技術も

廃れてきていると云う事なんです

 

今では加工機械と道具があれば

家がつくれる時代にはなりましたが・・・

 

昔の手作業の技術も

残して行かないといけないとは

年々感じている所です

「表彰台基礎」・・・

私が考えた特許出願中の基礎・・・ウソです

 

実は一方向のみで壁を独立させるのは

直行方向からの力が加われば耐えられません

 

しかし一方向のみしか壁は必要無いって時に

こちらの「表彰台基礎」が必要となります

 

原理は・・・画像を見ながら推測して下さい

 

今日は「レア」な話・・・でした

 

パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」

 

 

 

近藤 直岐

社長のひとりごと

株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員

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