知っときましょう・・・?
※山陽新聞社引用
昨日2日よりポーランドにて
COP24が開幕されました
COPとは・・・コップと読みます
「気候変動枠組条約締約国会議」の略で
ともかくCO2二酸化炭素排出量を
減らそう的な会議です
3年前にパリで開催されたのがCOP21
今回COP24なので
毎年会議が開かれている事になります
COP21で締結された約束が
「パリ協定」と呼ばれ
2016年から日本も批准して
粛々とCO2削減に取り組んでいます
この「パリ協定」が
いよいよ2020年から定量的な削減率に
取り組まないと行けなくなります
皆さんにとっても我々にとっても
何だか蚊帳の外?的な
感じがあるかも知れませんが
実は様々な業界の中で
我々の関係する住宅業界が
最も削減に取り組まないといけない
と云う事を是非知っておいて頂きたいのです
云わば・・・
皆さんの建てる家が
一番の問題になってると云う事なんです
世界的に見れば
日本のCO2排出量は8番目かも知れませんが
その中でも住宅業界が
最も努力しないといけない事を
是非知っておいて下さい
故に其々各国の削減目標はありますが
その削減率は住宅に多いに関係していると
云う事です
それも有って住宅の断熱性能を
2020年から基準化しようと
決められているのです
どうやらこちらの断熱性能
所謂・・・H28年省エネ基準ですが
住宅を量産する業者は
トップランナー制度により
義務化されるようです
しかし我々のような中小零細工務店
又は設計事務所は
設計者の告知義務にのみに
留まるようです
いずれも設計者の自主性に委ねられる
内容になりそうですが
義務化だとか法律だとかの前に
家を建てる皆さんの暮らしは
一体どこへ行ったのか?
考えされられる内容ですね・・・
世界的にもCO2削減が叫ばれて久しいです
これから建てる家についてはせめて
業者が未来に責任を持って取り組んで
貰いたいものですね・・・
パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員