定常と非定常
車で1時間ちょっと・・・
見渡せば県外ナンバーばかり![]()
そりゃそうです・・・
四国は香川県高松市内です![]()
昨年来より通い続ける
高松商工会議所
県庁すぐそばのオフィス街にあります![]()
わざわざ県外まで足を延ばしてるのは
こちらの「温熱カレッジ」
所謂・・・
最新情報の入手と自己研鑽![]()
計5回に及ぶ
温熱・・・
住宅における温度と熱の勉強です![]()
4回目の本日は
「室温シミュレーション」と「蓄熱計算」
ここでお題の
「定常計算」と「非定常計算」ですが![]()
熱量Wは
熱損失係数x床面積ⅹ内外温度差に
日射熱と室内部発熱を加えたもの![]()
つまりキープしたい室温にする為の
冷暖房の熱量Wを求めるのが「定常計算」![]()
続けて蓄熱の勉強です・・・![]()
蓄熱とは?
日射取得がある部屋の
床、壁、天井に熱がキープされ
それらの熱がその後の室温に
影響を与える状態・・・![]()
簡単に云うと
「熱の貯金」的な意味です![]()
部材により蓄熱体の厚みが決まっていたり
こうした蓄熱を加えて室温を計測するのが
「非定常計算」と云います![]()
よって当然ながら
「定常計算」より「非定常計算」の方が
実生活の体感に近くなり
重要な数値であり
選りすぐれた「計算方法」と云えます![]()
蓄熱体が多ければ多いほど
室温の変化は少なくなりますが![]()
蓄熱させるまでの熱量は多くなります![]()
よって住まいの快適性は・・・
「非定常計算」による
バランスの取れた「蓄熱容量」が
大切だと云うことです![]()
今日は少々難しい話になりましたが
これから家を建てる皆さんは
家を建てる業者に
「非定常計算」でのシミュレーションを
してもらうようお願いしてください![]()
「そんな事は出来ない!!」って云われたら
・・・ご相談くださいませ![]()
パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員













