実生活性能数値?
中区は倉益
ηAH値(イータ エー エッチ)
冬季日射熱取得率2.9の
スーパーパッシブデザイン
おかやま暖涼の家
本日気密測定を行いました
まずはη(イータ)値・・・・
日射熱取得率の値で
冬は大きければ室内が暖かくなり
夏は小さければ室内が涼しくなる
自然の摂理であり
住まいの中で最も自然の影響を受ける値です
次に気密測定・・・
家の隙間は少ないのに越した事はなく
出来れば隙間は0でも構いませんが
未だに家の隙間について
議論される方もいて・・・
今現在では議論する事でもなく
住宅の隙間は極力少なく、そして
隙間を無くすためにも「気密測定」は
当たり前の時代になったと・・・思います
この度の測定で隙間値
所謂C値・・・0.14
30坪程度の住宅なので
隙間の大きさにして4㎝x4㎝
C値とは?
床面積当たりの家全体の隙間なので
小ぶりな住まい程数値は厳しくなり
その中でもC値0.14は
素晴らしい値だと思います
担当し施工した大工さん
どや顔の棟梁は松本棟梁
私と同い年で
弊社の大工さんの中では
最年長?になります
いつまでもこうして
同年代の大工さんが活躍してくれるのは
大変うれしく思います
さて、お題の「実生活性能数値」・・・
冒頭のηAH値は
窓の大きさと種類に比例しますので
変わらないのですが・・・
逆に夏の数値
ηAC値はカーテンや簾などの
実生活で住まい手の工夫により
変わってきます
よって申請数値は仕方ないにしても
それ以外、皆さんに提示したり
HPの施工例にUPの際は
今後・・・
「実生活性能数値」を公表して行きます
実体感=実生活性能数値となる様に
住まいの更なるクオリティ&スペックUPと
「実生活性能数値」の普及に
努めたいと思うのであります
パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員