網戸の季節・・・
いや~春? 初夏?ですね~
晴天の中、本日はOBさま宅訪問と
夕方からはお客さま宅訪問打ち合わせと
パッシブデザイン住宅なのに・・・
我々はアクティブに動いていますよ
そんな中・・・
いよいよスタジオの開口部
所謂 窓にも「網戸」の登場です
毎年この頃になると「そろそろ」?
って事で登場するのですが
と、云う事は冬の間は?・・・
実は弊社スタジオでは冬の期間は
「網戸」は外していて
改めてこの時期の登場する・・・
云わば「季節物」です
実は「網戸」・・・
冬の間外しているのには
理由があります
実は「網戸」は
日射を遮る効果があり
最大で43%、最小で35%の
日よけ効果があるのです
もちろん夏の間は
43%もの日射量が減るのなら
遮蔽効果は抜群で省エネにも寄与します
が、逆に冬には43%も日射量が減れば
せっかくの冬のパッシブデザイン
日射取得が台無し・・・
※出典:(一社)日本サッシ協会:内山貴弘氏
いくら高性能な住まいでも
住まい方によりそのポテンシャルは
異なる云う事です・・・
「網戸」効果・・・
建物の南側だけで良いので
是非実践しましょう
機械設備に極力頼らない
パッシブライフが実現できると
思いますよ!
※出典:(一社)日本サッシ協会:内山貴弘氏
最後にもう一点・・・
実は窓の枠の大きさ
所謂「幅」によっても
日射取得量は異なります
当たり前ですが・・・
窓の枠が大きければ日射取得量は少なく
窓の枠が小さければ日射取得量は増えます
上記のデータは
窓が小さければ小さいほど
その「枠の大きさ」による影響が
大きくなると云うものです
まっ、普通に考えれば分かりますよね
よって「岡山」などの日射量が多い地域では
枠の大きい「樹脂サッシ」より
枠の小さい「アルミ樹脂サッシ」の方が
何かと有利になると云う事です
パッシブデザインはその地域の
「最適解」・・・
なかなか一言では・・・
言い表せないようですね
パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員