株式会社 近藤建設興業

網戸の季節・・・

2019.4.8

いや~春? 初夏?ですね~

 

晴天の中、本日はOBさま宅訪問と

 

夕方からはお客さま宅訪問打ち合わせと

 

パッシブデザイン住宅なのに・・・

我々はアクティブに動いていますよ

そんな中・・・

いよいよスタジオの開口部

 

所謂 窓にも「網戸」の登場です

 

毎年この頃になると「そろそろ」?

って事で登場するのですが

 

と、云う事は冬の間は?・・・

 

実は弊社スタジオでは冬の期間は

「網戸」は外していて

 

改めてこの時期の登場する・・・

云わば「季節物」です

実は「網戸」・・・

 

冬の間外しているのには

理由があります

 

実は「網戸」は

日射を遮る効果があり

 

最大で43%、最小で35%の

日よけ効果があるのです

 

もちろん夏の間は

43%もの日射量が減るのなら

遮蔽効果は抜群で省エネにも寄与します

 

が、逆に冬には43%も日射量が減れば

 

せっかくの冬のパッシブデザイン

日射取得が台無し・・・

※出典:(一社)日本サッシ協会:内山貴弘氏

 

いくら高性能な住まいでも

住まい方によりそのポテンシャルは

異なる云う事です・・・

 

「網戸」効果・・・

 

建物の南側だけで良いので

是非実践しましょう

 

機械設備に極力頼らない

パッシブライフが実現できると

思いますよ!

※出典:(一社)日本サッシ協会:内山貴弘氏

 

最後にもう一点・・・

 

実は窓の枠の大きさ

所謂「幅」によっても

日射取得量は異なります

 

当たり前ですが・・・

窓の枠が大きければ日射取得量は少なく

窓の枠が小さければ日射取得量は増えます

 

上記のデータは

 

窓が小さければ小さいほど

その「枠の大きさ」による影響が

大きくなると云うものです

 

まっ、普通に考えれば分かりますよね

 

よって「岡山」などの日射量が多い地域では

 

枠の大きい「樹脂サッシ」より

枠の小さい「アルミ樹脂サッシ」の方が

 

何かと有利になると云う事です

 

パッシブデザインはその地域の

「最適解」・・・

 

なかなか一言では・・・

言い表せないようですね

 

 

パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」

 

 

 

近藤 直岐

社長のひとりごと

株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員

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