株式会社 近藤建設興業

創造力・・・

2019.8.22

ガルバニウム鋼板+クンストタイル白・・・

 

最近は何かと「マニュアル」が最優先され

 

特に若い世代の方達は・・・

「マニュアル」好きですね

実は今現在

「ショーハウスseasonⅡ」

プロジェクトが進行中

 

そこで使用する

「クンストタイル」の打ち合わせで

 

はるばる大阪より

松本社長にお越し頂きました

知る人ぞ知る「クンストタイル」

玄人向けでは有りますが・・・

 

それでも施工例等ご覧いただければ

写真からでもその美しさと良さが

感じて頂けると思います

クンストの松本社長は

タイルのデザイン製造販売施工に加え

カメラの腕も超一流で

 

弊社の施工例も一例のみですが

撮影頂いた経緯もあります

今回の打ち合わせは

屋外に使うワンポイントの「ふかし壁」で

 

弊社では珍しい

ガルバニウム鋼板とタイルが接する

そんな取り合いの部分になり

今までの慣習では

上記のこうした色遣いのタイルが

マッチングが定番ですが・・・

 

打ち合わせて行くうちに・・・

「近藤さん・・・白にしましょう!!」って

さて先ほどの「マニュアル」ですが・・・

 

今後は人手不足も相まって

どの業界でも何かと

効率化が優先されるようになるでしょう

 

と、云う事は・・・

ますます「マニュアル」が優先され

 

自力で見たり聞いたりしてからの

「創造力」が欠如していくのは否めません

それらを憂いて

今日も松本社長と話す中で

 

既成概念や今までの慣習

特に「マニュアル」に倣い

 

「本物」を見分ける眼力が

失われているのではないか?

 

と云う結論に達しました

まぁ・・・我々おっさんの

余計なおせっかいなのかも知れませんが

 

若い時から「本物」を見たり

「本物」に触れたりし

 

そうした経験や知識の積み重ねが

美しいデザインやインテリアをつくります

特に自然素材を相手にする

屋外作業がほとんどの住宅などは

 

尚更自然との付き合いが重要で

 

例えば・・・

幾ら「マニュアル」に「時間」を記載しても

 

日本では春夏秋冬に場所やお日柄により

「時間」をマニュアル化出来るものでは有りません

特に「タイル」は究極の自然素材

 

最近の住宅では畳は元より

タイルの使用頻度も低くなり

 

畳もタイルも無い

住まいも少なくありません

なので・・・

その時々のグッドデザインは

「マニュアル」では

つくる事は出来ないのです

ましてや・・・

自然素材は「高い」って

何故だか思われがちですが

 

生涯コストで試算すれば

決して高価なものでもないのですよ

さて、久しぶりに「タイル談議」に花が咲き

本来の打ち合わせを忘れるほど?でしたが

 

今後も「タイル」は

ニッチ部材・・・希少価値

絶滅危惧種?なのかも知れませんが

 

無くなる事は無いであろう

自然素材の王道に違いないのであります

 

日々の暮らしに豊かさを

皆さんも「タイル」・・・使いません?

 

パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」

 

 

 

 

近藤 直岐

社長のひとりごと

株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員

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