間戸・・・?
その昔日本では・・・
柱と柱の間にある戸の事を
「間戸」(まど)と呼んでいたそう
室内と屋外を緩やかに繋ぐ
そんな役割があったのでしょう
ところが昨今は
屋外環境の悪化に伴い
閉じて室内だけで
機械設備に依存し暮らす生活が
主流化しつつあります
そんな生活に
断固として反対する住まい設計が
弊社が最も得意とする
「パッシブデザイン」・・・
南側の大きな窓
屋外とつながる中間的な間・・・
それがまさに現代の
「間戸」ではないでしょうか?
今回LIXILさんから発売された
LWスライディング窓
このように開けても閉めても
屋外の風景を切りとり
まるで絵画のように見せる事が出来る
それでいて
熱貫流率の大きい枠を極力無くし
性能の高いガラス面積を大きくし
高性能を実現
これからの次世代窓の登場です
今日はそんな「間戸」を
これから建てる住宅に採用すべく
LIXILの面々と販売店さん
ウッディワールドのざきさんと
打ち合わせを行いました
そしてもう一つ
初採用になるのが・・・
こちらの外付ブラインドEB
弊社のスタジオにお越しいただいた方は
ご存知でしょうが・・・
ドイツ製のパッシブブラインドが
取り付けられています
採用したのが3年前でしたから
当時は未だ日本製が
製作されていませんでした
その後急ピッチで開発がなされ
満を持して本年登場したのが
LIXIL外付ブラインドEBなのです
夏涼しく過ごしたいなら
軒や庇の出で日差しを遮るのでは無く
窓の外に日除けをつけるのがベスト
何故なら?・・・
岡山での蒸暑期の太陽は
朝と夕方はかなり低い高度で
窓に差し込みます・・・
それにいくらガラスの性能が良くっても
可視光線となった日射はガラスを透過し
室内に入り込み
日射が当たった床や壁から
やがては熱が発生するのです・・・
よって此方の外付ブラインドEBも
これから弊社の建物には
積極的に採用予定です
益々暑く成る岡山の「酷暑の夏」
夏涼しく過ごす方法を
真剣に考える時が来たようですね
パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員