パッシブをデザインする
先日お引渡しをした瀬戸内市のI様宅
今日は施工例作成の為撮影に訪問~
こうして完成後お邪魔して
写真を撮るのも私の仕事
本日は快諾頂きありがとうございます!(感謝)
さて前々から
「パッシブデザイン」を意識して
高気密高断熱の家を建てて来ましたが
申し訳ありません・・・・
今までは「経験」と「感」で
パッシブをデザインしてきました
が、最近は建築物理学に沿って
「定量的」にデザインが出来るようなりました!
ゼロエネルギー住宅(ZEH)やパッシブデザインとか
最近は「流行的」に使用する住宅会社が出てきたので
そこは一線を画すべく
「定量的」にパッシブをデザインする知識を
ホンキで学びました。
なので・・・・
当社の「パッシブデザイン」は
本物です
ここでせっかくなので
皆さんが迷わないように基本を伝授しておきます
「パッシブデザイン」とは
「建物その物のあり方」であり
床暖房や高効率設備を搭載した
「機械仕掛けの家」とは異なります。
そこに「定量的」=「数値」が存在します。
流行ってるからと
「パッシブデザイン」と云う語句を使う
「なんちゃってパッシブ」には気をつけてくださいね
「流行的」<「定量的」=パッシブデザインです
さて、前書きが長くなりましたが
せっかくなので「本物のパッシブデザイン」をご紹介
何といっても南側の大開口が特徴のI様宅ですが
共働きの奥様の家事を軽減する家事動線
特に毎日の「洗濯」~「洗濯干し」に配慮した
家事コーナーが凄い!
秘密は屋外と繋がる物干しコーナー
半屋外空間とでも云いましょうか
洗って→干して→畳んで→収納の
一連の流れが順序良く出来るよう配慮しています
こだわりはそれだけではありません・・・・
造り付けの洗面化粧台
最上部に排熱用の窓が付きます!
大容量の書棚のある
贅沢な空間は・・・・実は寝室
間接照明とロッキングチェアで
ゆったりと時間が流れる事でしょう
畳ぶちは全国の90%を占める
畳ぶちの産地倉敷市児島の高田織物さんの
斬新なデザインを採用
知る人ぞ知る・・・・・
美しいデザインってそう云う処に存在します
最後に外観を紹介・・・・・
パッシブデザインはやはり外観が物を云います!
一番は「高気密高断熱」ですが
次に太陽や風の自然エネルギーの活用が重要です。
窓の大きさ、配置
日射熱利用と日射遮蔽
相反する自然のエネルギーをどれだけ使えるのか?
「パッシブデザイン」って
楽~のしいですね~
近々HP施工例にもUPします。
お楽しみに~
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員