株式会社 近藤建設興業

地域優先主義

2019.11.3

総社市は三輪に建つ

「ZEH+(プラス)おかやま暖涼の家」

 

最近は懸垂幕の

「おかやま暖涼の家」が

会社名より目立ってしまい

 

どっちが社名なの?って

聞かれるありさま・・・

そんな中・・・

先日気密測定を行いました

 

気密測定はH28年の

現行の法律「建築物省エネ法」には無く

 

20年もの昔制定された

「次世代省エネ基準」時に存在しました・・・

 

その後時は流れ

H25年の「省エネ法」でQ値と共に無くなり

 

現在に至る・・・です

 

もちろん・・・

Q値に変わる「Ua値」に

「η値」や「一エネ消費量」の基準が

設けられた事は良い事なのですが・・・

 

よって現在法的には

「気密測定」はやらなくても良い・・・

 

でも住まいにとって「気密性能」は

とっても重要で当たり前のモノなのです

弊社ではこのようにサーモカメラを駆使し

「気密性能」を高めていますが・・・

 

未だに・・・

「気密」は必要無いとか

隙間がある方が換気できるとか

換気の妨げになり空気が汚れるとか

 

「気密測定」した事が無い輩が

色々云ってます

 

まっ、とりあえず

「気密測定」やってから

云いましょう・・・ね

昨年1年間の弊社の平均気密性能数C値0.2

今回も平均を上回るC値0.18が出ました

 

住まいに隙間が少ない方が良い事は

理科的にも温熱的にも空気環境的にも

既に証明されています・・・

 

そして何より

現場の大工さんの技術の賜物なのです

 

異論がある方はどうぞ

関係各機関へお問い合わせください

さて、そんな当たり前な

高気密高断熱の現場で

今日は打ち合わせが行われました

 

プラン確定後に構造計算や温熱計算

その後インテリアの打ち合わせが行われ

再びクローズ

 

そのクローズした内容を

現場にて確認するのが現場打合せです

紙面の上でしか確認できなかった内容が

現場にて3Dになり認識できる・・・

 

これが家づくりの醍醐味

・・・楽しくないですか~?

 

久しぶりに

楽しさの強要が出たところで

話は戻りますが・・・

ZEH+などの国の先導事業にあるように

これからの住まいは「基本性能」は当たり前で

 

更にIoTやAI

自給自足を促すLCCM住宅などが

矢継ぎ早に登場しています

 

そこで懸念されるのが

徐々に機械設備に

寄ってきているのではないか?と云う事

 

なんか我々の知らない所で

大人の事情により

地域の暮らしが先導されてるような

違和感があります・・・

そんな時だからこそ・・・

我々地域の工務店が

頑張る時かなと思うのであります

 

地域は地域で国の定める基準を参考に

更なる高みを目指し住まいをつくり

暮らしを守る!!

 

地域優先主義こそが工務店の志

これからも反骨精神で頑張ります!!

 

本日打ち合わせのTさま

大変ありがとうございました(感謝)

 

 

パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」

 

 

 

近藤 直岐

社長のひとりごと

株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員

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