株式会社 近藤建設興業

調色・・・

2020.3.14

今日はファーストプランご提案の

Kさまのご来社です(感謝)

 

ファーストプランと云っても

・・・セカンドプランは有りません

 

それは・・・

パッシブデザインはその地の最適解

 

特に配置計画はほとんど変わりませんし

変えようが無い・・・

そうした内容をきちんと伝える為に

ファーストプレゼンが有る訳で

 

もし・・・伝わらない事になれば

 

それは我々の不徳の致すところで

大いに反省しないと行けません

 

それくらいファーストプランには

渾身の力を込めて

ご提案させて頂いています

 

良いご縁になれば幸いです

Kさま本日大変ありがとうございました

さて現場では何やら

普段は見かけない打ち合わせが

行われているようです・・・

 

扉の枠に調色した色を合わせているのは

・・・塗装屋さんです

そうです・・・所謂ペンキ屋さん

 

えっ?・・・塗料って

売ってるものを塗るんじゃないの?

 

皆さんそう思われてますよね

 

でもよく考えて下さい

 

子供の頃から云えば

絵具を使って絵を描いて無い人は

・・・居ませんよね

なので誰しもが絵具を混ぜて

調色した事はあると思います

 

建築の現場では今でも

そうした事が行われているんですよ

 

ご存知だと思いいますが

色の3原色

赤・青・緑

何と混ぜ合わせると・・・白になります

 

要は3原色さえあれば

色はなんでも作れるのです

次にマンセル記号・・・

先ほどの円の色相と次の色票から

例えば7.5R7/6ってなると

色相・明度・彩度って読めば色が決まる

 

そしてこちらが日本塗料工業会・・・

所謂「日塗工」の見本帳です

勿論我々もこの「日塗工」の見本帳で

色の比較や色決めを行っているんですよ

 

要するに現場の塗装は

幾ら既成の塗料でも

 

素材や塗る場所や当たる光線により

見え方が異なってしまいます

 

それらを現場で調色して

適材適所で塗ってるのですよ

一般の方はめったに見る事が出来ない

塗料の調色・・・

 

立ち会ったお施主さまも非常に

珍しい作業に見入っていたようです

 

何でも便利になり

拙速な時代ですが・・・

 

塗装屋さんの「技」

ちょっとだけ垣間見た

貴重な時間でしたね・・・

 

パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」

 

 

 

近藤 直岐

社長のひとりごと

株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員

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