株式会社 近藤建設興業

岡山パワー

2020.3.31

大の大人が二人揃ってヌリヌリ・・・

青いラインは養生テーピング

 

何の作業か?と云いますと・・・

無垢床板のワックス掛けです

 

勿論無垢床板は

県北は西粟倉村生まれの県産材

向かって右側が塗った後

バックしながら塗ってますので

左側がこれからの箇所・・・

 

ワックスはドイツ製プラネツト社の

ラッペンワックス

原料は亜麻仁油、蜜蝋、桐スタンドオイルなど

舐めても大丈夫な代物です

塗られていた現場はご存知

津島京町ショーハウスseasonⅡ

 

屋外工事は工事中ですが

建物内は完成しましたので美装工事です

ショーハウスseasonⅡでは

普段できないデザインや

温熱に関する試行にチャレンジしています

 

一番のデザインは天井の低さ

 

事務所のスタジオもそうですが

天井高さは2m20㎝です

 

背の高い方なら手を伸ばせば

実際届きます

でも体感的には低く感じない様

様々な仕掛けが施してあります

 

温熱の試行は今回は熱移動に注力し

設計通り成功すれば・・・

皆さんの実邸にも採用予定です

階段から北側に抜けた空間には

坪庭を制作します

 

ちょっと庭を均して雰囲気を出し

坪庭のイメージを想像しましょう

坪庭を均してるのは・・・

職人さんでは無く私です

 

ついつい口出しだけでなく

手も出してしまいました

 

普通のブロックを積んだ坪庭ですが

ブロックの厚みがそのまま見えたのでは

興ざめします・・・

そこでご覧のように仕掛け?を施し

坪庭の縁が細く見えるようにしています

 

完成体感会には

私のプロデュースの坪庭が

室内から拝観できますよ

玄関扉も今回は岡山県産としました

ヒノキの県産玄関扉は初めてですが

 

木製だけあってその性能は

メーカーさんの鋼製扉より

優れているんですよ

このように工務店の建てる家は

なるべく地元の素材を使い

 

地産地消の名の元

地元にお金を落とし地元が潤うよう

する事も大切な家づくりだと思います

 

東京一極集中や

海外生産に依存する事で

様々な弊害も見えてきている現状

 

こんな時こそ

地元の工務店だから

岡山パワーを発揮したいものですね

 

 

パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」

 

 

 

近藤 直岐

社長のひとりごと

株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員

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