「腕」の評価?
良くない事ですが・・・
最近メジャーになってしまった
サーモカメラ・・・![]()
我々は元々持ち合わせていて
本来の使い方は・・・
様々なモノの表面温度を計測し
熱移動や隙間の測定に使用しています![]()
今回はそんなサーモカメラを駆使した
住宅の「隙間の測定」をご紹介します![]()
倉敷市は真備町・・・
大きな立派な邸宅です![]()
最上階にある窓は実は・・・
緊急事態時の避難経路として
念の為に設けてあります![]()
そこで行われた「隙間の測定」
所謂「気密測定」と呼ばれ
家全体の「隙間」を実測して
明らかにする作業・・・![]()
何故故?
「気密測定」が必要なのか?と
云いますと・・・
住まいの隙間を極力少なくする為
例えば・・・隙間が多いと
・風が強いと隙間から風が入る(影響大)
・暖房冷房しても隙間から熱が出入りする
・換気が計画的設計通りにならない出来ない
・粉塵、臭気、音など外的な影響を受けやすい
・等々・・・
その影響はきりが有りません![]()
よって家の隙間を極力無くす為に
隙間を塞ぐ作業をひたすら行い
その集大成チェックの為に
「気密測定」を行っています![]()
無論結果が悪ければ
良くなるまで手直し補修を行い
更に計測・・・
現在弊社の社内基準はC値0.3以下
昨年1年の平均値が0.2
今回の実測も0.14と云う
素晴らしい数値が出ました![]()
只・・・最近測定数値が良くなり
気になり始めたのが「決定係数」
測定時の決定係数は0.98と定められていて
それ以上でないと機械が反応しない・・・
所謂計測不能状態になります![]()
要は・・・気密が良すぎて
測定器の上限C値0.1になってしまう事![]()
補正して手計算で最終値を決めないと
行けなくなったり![]()
何だかしっくりこない事態が起きています![]()
C値0.1以下の数値を計測できる
機器もあるそうで・・・![]()
まさかの「測定不能」![]()
でも・・・いずれも
現場の大工さんのおかげ![]()
工業化が進んだ現在の家でも
少なからず手作業は欠かせませんし
ましてやプレファブ住宅
所謂
大手ハウスメーカー以外の家は
未だに現場の手作業で家を造っています![]()
沢山つくればつくるほど
大工さんも大勢必要になり
その「腕」に頼らざるを得なくなります![]()
勿論それらの大工さんが全て
均一な「腕」を持っている訳では無く
手づくりで沢山の家を造る事の
リスクは・・・![]()
皆さんでもお分かりいただけると思います![]()
そんな「気密測定」は
大工さんの「腕」の評価の一つだと
思いますが・・・![]()
60年続く家
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員








