株式会社 近藤建設興業

秋の通風?

2020.9.15

いや~っ・・・朝夕は過ごしやすくなり

すっかり秋らしくなりましたね😃

 

そこで秋の夜長のごとく

今日は「秋の通風」の話・・・😅

 

弊社の標準設計「パッシブデザイン」

5つの設計手法の中に「通風」があります😶

 

通風と云えば・・・暑い時に

自然風に当たる事で心地よく感じられる

そんなイメージですよね😏

 

最近は真夏の日中は当然エアコンで過ごします😬

でも就寝前に外気温が下がれば窓開けも有効?

 

確かに・・・室温>外気温となれば

窓開けが有効なように思えますが・・・

 

果たしてそうでしょうか?

今日はそれを理科的に考察してみましょう😅

建築の実務者なら建築士試験を受ける際

必ず学ばないと行けないのがこちらの

「湿り空気線図」😮

 

色んな線が入り混じり交差し

一見見ただけではさっぱり分からない😵

 

なので分かりやすく赤線を挿入しましたので

お付き合いください😏

 

室温28℃、相対湿度50%

交わった点から「比エンタルピー」を見てみると

58.9KJ/㎏とあります・・・😕

 

此方を熱量(エンタルピー)と云い

その時の温湿度が持つ熱を指します😙

同じ様に・・・

室温25℃、相対湿度70%

エンタルピーが60.9KJ/㎏

 

確かに温度は28℃から25℃になり

3℃も下がりましたが

熱量エンタルピーはなんと・・・

上がっているのがお分かりかと思います😨

結論は・・・

このような場合

温度が下がったので窓を開けても

熱量は外気の方が高いので

室内に移動し暑くなってしまう・・・

そういう事になります😮

 

実際は通風効果により体の表面から熱が気化し

涼しく感じられるかも知れませんが

 

室内には窓を開けたことにより

熱量は増えてしまった・・・

 

思いがけない結果になってしまいました😣

次に結露・・・

結露は冬だけの問題ではなく

夏型結露が結構問題になっています😎

 

防ぐ為には湿気を通さない防湿

つまり気密が大事なのですが・・・

 

室内側の防湿対策はまだまだ・・・です😣

 

又、「結露は温度差で起きる」って云われますが

果たしてそうでしょうか?

上記の画像を見ながら確認しましょう😊

 

要するに温度には

含まれる水蒸気量が決まっていて

それを逸脱すると残りの水蒸気が水になる

・・・それが結露です😅

 

よって室温20℃、相対湿度75%の状態だと

室温が15.1℃になると結露してしまう😣

 

考えてもみて下さい・・・

冬季にLDKを20℃に暖房した際に

他の部屋が15.1℃を下回ると・・・結露ですよ😮

 

秋の夜長・・・ちょっとだけ勉強しました

皆さんが建てる家は大丈夫ですかね・・・😯

 

近藤 直岐

社長のひとりごと

株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 全国委員長

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