デザイン・・・する?
先日から割と真面目な話・・・・
今日は「デザイン」について
皆さんにももうお馴染になりました
「おかやま暖涼の家」
これ実は=パッシブデザインの家を指します
パッシブデザインもキーワードとしては
流行りつつありますが
今日は真面目ついでにその全容について
お話します
デザインなんだから「形」とか「姿」とか
思ってしまいますが・・・・
実は「パッシブデザイン」って
まず第一に
「高断熱高気密」で無くてはなりません
具体的に数値で云うと
Q値1.9程度 C値で0.3程度・・・かな?
次、第二に
「日射遮蔽」
所謂夏の暑い日差しをいかに遮るか
です
故に断熱だけ良くっても
これダメ~
昔のように在宅で
おじいちゃんやおばあちゃんが
居た時代と異なり
共働き世帯では
日射遮蔽は人為的に難しくなりました。
なので人為的に頑張ってもらえれば
もちろん良いのですが
そうしなくても良いように
デザインが大切なんですね
3番目に「通風利用」です!
夏の日中に窓を開けろとは云いません
余計暑いですからね
夏の夜、外気温が室内より下がれば
窓を開ける
その際、地域地域で風の向きを
知らないより知ってた方が良いですね~
4番目は「昼光利用」
昼間は照明をつけない・・・
当たり前のようで意外に出来なかったり
特に玄関ホールとか最近暗くないですか?
玄関扉が防犯上大きなガラスが
付けられなくなり
何気に間取りを決めちゃうと暗くなるんですね
最後が「日射熱取得」
窓はストーブ
冬の日射を思いっきり取り込んで
暖房エネルギーを減らしましょう!
でも最近の家は
ガラスに遮熱ガラスばかり使って
せっかくの太陽の暖房を妨げてます
ガラスの種類は皆同じじゃ・・・・
ダメなんですよ~
いかがでしたか?
当社の「デザイン」
安易に「形」や「姿」にとらわれると
後で後悔しますよ~
お気をつけて
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員