住まいスタジオin大阪
住まいスタジオin大阪
盛り上がった昨日の委員会ですが
せっかくの大阪と云う事で・・・
「住まいスタジオ」に
お邪魔しました😃
住まいスタジオとは?
南港のLIXILビルに
昭和の家の室内を再現し
リノベーションモデルと
比較体感できるようにした
体験型施設の事です😮
入室前のオリエンテーション
一応プロの我々ですが・・・
一般の皆さんが見学されるように
順を追って実体感する事としました😁
先ずは入室前のオリエンテーション
各地域の最低気温や最高気温
はたまたヒートショックなどについて
定量的に学びました😊
昭和の家・・・
そして先ずは・・・昭和の家に入室
昭和55年は記念すべき
何と日本に省エネ基準が初めて
設けられた年・・・😮
勿論それまでわが国には
省エネの基準が無かった・・・
云わば家に断熱材を入れると云う
概念すらなかった・・・と云う事😮
体感温度に近いとされるグローブ温度計
此方の体験型施設は
大きな閉ざされた空間を
冷凍機により0℃に冷やしていて
その空間にそれぞれの年代の室内を
再現していますので・・・
かなりリアルに近い体感が出来ます😗
さ、寒~い
栃木の委員長
井上住建の井上社長
・・ナイスリアクション😆
部屋の屋外が0℃に対して
室内はエアコンを暖房20℃で
連続運転しています😙
窓が恐ろしく寒い・・・
定点でのサーモカメラ映像ですが
窓の温度が恐ろしく低いのが
お判りいただけると思います😯
光熱費にして一部屋で28,000円/年
単純に4LDKだすると
暖房だけで年間140,000円の光熱費です😮
しかもこれだけの温度差です
光熱費どころか体にも負担になりますよね😖
リノベーション後・・・
そしてその家を断熱リフォーム
云わばリノベーションすると
光熱費で云うと9,000円/年
暖房だけで年間45,000円となり
年間95,000円の差・・・😨
10年で950,000円
20年で1,900,000円の差
となります😮
昭和vsリノベーション
リノベ後の性能数値は
G2基準程度ですが
それでもこれだけの差があります😮
しかもこれらに
NEB(ノンエネジーベネフィット)
室温や健康性を加味すると
その差は計り知れないのです😅
屋外はなんと・・・0℃
そもそも・・・
キッチンを入れ替えても
冬暖かく夏涼しくはなりませんし
幾らお風呂を入れ替えても
脱衣室が寒ければ
ヒートショックのリスクは
増えるのです・・・😞
超大型冷凍庫・・・ですね
しかも・・・
考えてみて下さい
その暮らしが今後何十年と
続いてしまうのですよ😮
なのでお金をかけて水回りを直しても
寒い暑いは全く改善されない・・・
と云う事なのです😦
マジ・・・寒いっ
それにしても・・・
非常に分かり易い体感施設
部屋の外に出ると真冬
・・・0℃ですからね😅
現在の日本置ける
総戸数の約75%が未だ
このような昭和の家・・・😮
寒さをしのぎ暑さを我慢し
日々暮らされているのです😱
現在国も2050年の
カーボンニュートラルを目指し
既存の住まいへも
手厚い助成がされています🤨
是非この機会に
断熱改善型のリノベーションに
挑戦してみては如何でしょう?😉
ビフォー
さて最後・・・
此方が昭和55年省エネ基準の
建物の断面です・・・🤨
たった50㎜でも
断熱材が入っているだけでも良い方で
私の記憶によれば・・・
当時の壁には断熱材を施していましたが
その他は無断熱だった様に思えます🤨
要は昔の・・・土壁文化の名残で
壁には入れてその他の部位は入れない
だったかも知れません・・・😣
アフター
此方が昭和の家の断熱リノベーションの
建物断面です・・・
気流止めを始めきちんと断熱される事と
窓部には2重窓に壁は外断熱と
大幅な室内変更を伴わなければ
住みながらして断熱リノベも可能・・・
今後は今日のこの経験を
既存住宅のパッシブZEH化をする為の
普及販促ツールの作成に
活かせたらなと思います・・・😙
始めよう・・・断熱リノベーション😀
住まいスタジオ大阪
https://www.youtube.com/watch?v=5a5vrgxOG3I
SDGs
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員