マンツーウーマン
仕事には様々な業務があり・・・
皆さんもそうでしょうが
我々住宅屋も御多分に漏れず
見た目はガテン系ですが
座学ももちろん必要です
若干座学が苦手な私は
役職を利用して高みの見物系ですが
今日は当社も所属する
パッシブデザイン協議会
(以下協議会)から
理事であり
chlおかやまの顧問でもある
辻さんが来社(感謝)
来月岡山で開催される
協議会の打ち合わせと
パッシブデザインの
王道の証明でもある
「パスデック認証」の為の指導に
はるばる名古屋から
来ていただきました(感謝)
辻さんだけでなく
パスデック認証ソフト開発者の
担当者の楠さんにも同行頂き
ひたすらひたすらの座学に
汗を流したのであります
特に今後は不定期ではありますが
パスデック認証物件を継続させる為
当社の優秀な
女性スタッフにも指導いただき
今後もなんちゃってパッシブとの違いを
明らかにして行く所存です
が、そうは云っても
いかんせん複雑なソフトゆえに
打ち込みも難しく
・・・・ままなりません
忍耐と継続、そしてど根性!!
半ばスポ根物語的にはなりますが
何とか
マンツーウーマンでの指導で
最後まで
やり遂げる事が出来ました
パスディック認証って????
でしょうが
今後の為少しだけ説明しますと・・・・
パッシブデザインの建物を
日中当然変化する
非定常の外気温度で
室温をシュミレーションし
規定内での冷暖房により
規定内で室温をキープすると言う
ある意味相反する項目をすべて
クリアしないといけない
高いハードルの認証制度です
簡単に言えば・・・・
冬なら断熱が悪くても
暖房器具を沢山使えば暖かいですよね
でもそうすると
暖房のエネルギーが増えてNGになり
自然の日射取得を利用して
部屋を暖めないと達成できない訳・・・
逆に夏は
いくら断熱が良くても
部屋に日射が入り込むと
当然暑くなり
それを冷房により冷やすと
今度はエネルギーがかかり過ぎてNG・・・・
夏は日射の遮蔽が
重要だという事です
このように
ホントのパッシブデザインって
ちゃんとした
シュミレーションソフトで
計算しないと
「経験と勘」だけでは
成り立たないって事
もうしばらく
悪戦苦闘が続くでしょうが
物件での認証の後は
パスデックの事業者認証も
もくろんでいます
「パスデック認証」
今後皆さんの
家づくりにおいての
業者選びのポイントとして
大いに役に立つ事でしょう!
今後目が離せませんよ―――—
パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員