自然の摂理
おかやま暖涼の家
「タイル壁のある家」
外構をあと少し残しますが
お引渡しです!(祝)
おかやま市民マラソンの規制の為
お引渡しにしては異例の早朝開催
それでも良いお天気に恵まれ
早朝ではありますが
東からの日射熱
ダイレクトゲインもすでに
室内に取得されています
このように冬には
特に日射取得が重要
冬に
日当たりの悪い家は
「寒~っ」ってなります
「暖房すればいいじゃん!」ですが
暖房に頼りすぎると暖房負荷が増え
要するに光熱費がかさみます
そこで登場するのが
自然の暖房器具「太陽の日差し」です。
機械的な暖房器具より
暖かい日溜まりの方が
気持ちいいに決まってます
でも・・・・
日当たり良すぎると
夏暑くなるのでは?
もちろん夏の日中に
太陽の日差しが室内に入り込めば
大変暑いです
しかも・・・・そうなると
「高断熱」の方が・・・
より暑い家になってしまいます
「じゃぁ・・・どーすりゃ良いの?」
冷房をガンガンかけますか?
24時間冷房したほうがお得などと言う
間違った考えも最近では多々出てますが
どー考えても
24時間冷房より12時間冷房の方が
光熱費がかからないのは当たり前
インターネットの普及により
色んな考えが溢れてますが
正しい情報って意外に少ない・・・・
だってどれもがケースバイケース
時と場合によって異なるからです
なので皆さんは
一つの意見を真にうけないって事です
迷ったらどーぞご相談を・・・・
さて、そんな自然に左右される
「住まい」ですが
なので尚更「パッシブデザイン」が
重要だと言う事!!
自然の摂理には叶いませんからね
ましてやここ最近の異常気象にはね
機械設備に頼りすぎない
自然の摂理に逆らわない
ほどほどの性能の家が良いと言う事
なので当社でも最近は
「高断熱」ってキーワードは
・・・あまり使わない
「高気密」は大事ですが
天井と一緒で・・・・
断熱も高ければイイって事では無い
まぁそれでも
北海道基準位は標準ですがね・・・
結局、何を持って「高断熱」なのか?
数値がどれ位のものを「高断熱」と呼ぶのか?
そんな定義なんて何処にも無いんですよ
断熱を高くするのは
お金をかければ簡単に出来ますが
「高断熱」だから快適なのかは別問題
しかも24時間機械に頼れば
省エネにはなりません・・・・
家は人に優しくが一番
省エネでは健康にはならないでしょう?
太陽光を乗せて
健康になった人居ます?
家族の幸せは
快適で健康でそして省エネで暮らせること
我々人間も
自然界の一部に過ぎません・・・
あまり驕れず
謙虚に過ごしたいものです
一家団欒でね・・・・
パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員