2016ラストお引渡し~
船の船体のような大迫力
倉敷市上富井に建つ
3世代同居型ゼロエネルギー住宅
本日完成お引渡しです(祝)
国土交通省の
地域型グリーン化事業
3世代同居型ゼロエネ
事業名は長いですが・・・
国の政策的には
もっとも注力している事業のようです
何故ならこれからの住宅は
もちろん高性能であり
住まう方が快適で健康で過ごすべきで
それでいて個の財産でもある家ですが
実は社会全体の財産と考えられます
ようするに長く使う事で財となり
極端にいえばオーナーが代わっても
住み続けられる
なので長い年月に耐えられる
高耐久で
高性能な家が求められている訳です
しかも3世代が住む事が出来れば
どれだけの省エネになるのか・・・?
計り知れないと思います
そんな将来にわたり
負の遺産にならない家をつくるのが
我々プロ
住宅技術者の使命ではないでしょうか?
もちろん
安くて高耐久で性能が良いのに
越した事はありませんが・・・・
なかなか難しのが
現状では無いでしょうか・・・
と云う事は高性能の家は高額なのか?
いえいえ
決してそうではありません
家は単に住宅ローンだけでは
比較検討出来ません・・・
何故なら生活を始めてからの
メンテナンス費や修繕費
そして何より住宅ローンが終わっても
払い続ける光熱費が存在するからです
結局安く建てた性能の低い家は
後から不経済になり
最後には家計を圧迫する羽目になるのです
それに健康障害のリスクを加えると
安くて性能の低い家は
決して特ではないと云う事・・・・
性能の低い家を提供する業者は
そのリスクをあらかじめ伝えるべきであり
そのリスク承知で
それでも性能の低い家を建てるなら
それはそれで良いのではないでしょうか
本当にお客さまの事を考えると
性能の低い家を
建てるべきではありませんが
未だ未熟な知識と技術で
営業に特化した住宅会社が多いのも
残念ながら事実です。
・・・・少々熱くなりました
3世代が暮らす
ゼロエネおかやま暖涼の家
Tさま御家族皆さま
本日大変おめでとうございました(祝)
パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員