吹き抜けってどう?
from 社長のひとりごと
2017.3.10
月末引渡しを控えた
「吹き抜けのある伊島の家」
この時期は
吹き抜けから入る陽たまりが心地よい
シンプルな玄関に
土間は珍しいベージュの玉石の一二三貼り
社内検査も竣工検査も兼ねて
スタッフたちが入り乱れています
さて、タイトルにもなってる
「吹き抜け」
これから家を建てる方にとっては
興味津々の「憧れ」?でしょうかね
実はそんな「吹き抜け」空間・・・
必要なのかそうでないのか?
賛否両論よく話題に登ります
個人的には必要なら設けるし
そうでないなら不要と考えます
必要ならとは?
例えば・・・・
こちらの伊島の家のように
南側に山が迫り
1階部分では日射取得が困難な場合
当然吹き抜けから太陽を
入れようと考えます
若しくは・・・・
1階と2階を同じ空間で使いたい場合
専門的には
「パッシブソーラーエリア」って
言いますが
こちらも空調的にも日射取得的にも
有利になるので必要と考えます
なので・・・
単にカッコイイからとか
広く感じるとかなどの
見た目だけなら
吹き抜け空間は不要です
「天井は高いほうが良いよね~」って
某ハウスメーカーさんも謳ってますが
まっ・・・・そう言う事です
最後に・・・・
格好だけで吹き抜け空間にしたいなら
せめて
断熱性能は北海道基準位にはして下さい
そうでないと・・・
後で大変な事になりますよ~~~
パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員