構造塾Ⅱ
この歳になっても塾通い・・・
若い時にしっかり勉強しておけば
なんて・・・後悔してももう遅い
いえいえ、昨日はそんな大人のための塾
「構造塾」の開催です
断熱気密などの温熱に関しては
かなり勉強してきましたが
それよりも何より・・・・
家の根幹である「構造」はそれ以上に大事
が、以外に学んでないのが事実・・・・
それは特に・・・
木造住宅しか造らない建築士に多い?
何故なら・・・・
木造住宅は造る際に特例があり
構造についての検討した書類を
提出しなくて良い事になってるからなのです
その特例を良いことに
実際に構造について計算をしていない
ましてや検討すらしていない
建築士が多いのも事実
「えぇ~っ!!」って
思われた方も多いでしょう
でもこれが事実なんです
建築士すらそ〜なんですから
決して無資格の人に
設計をしてもらってはいけませんよ
この特例は
構造の検討した書類を
提出しなくて良いのであって
構造の検討を
しなくて良いのではありません
よって
これから家を建てる皆さんは
耐震等級の有無の確認が重要
家なら最低「認定長期優良住宅」
「耐震等級」ならば
やはり「3」でなければ
家は建てないほうが良いでしょうね
ちょっと厳しい話になりましたが
だってよく考えると・・・
長い人生のうちで
いくら仕事ばかりしてても
家に居る時間の方が圧倒的に長く
そんな長い時間過ごす「器」が
地震が来ると
すぐ倒れることが分かってるなんて
どー思います?
住宅雑誌などで見かける
カッコイイ家も
有名な建築家と呼ばれる
センセイが設計した家も
少し構造を学べば
怖くて見ていられません
当たり前ですが・・・
家は構造を理解している
建築士に設計してもらいましょうネ
パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員