株式会社 近藤建設興業

間戸・・・

2018.10.12

福山市のビックローズ

岡山のコンベックス的な

多目的イベントホールです

沢山の住宅屋で

賑わっているようですが・・・

 

開催されているのは

Good Livingフォーラム2018

いい住まい いい暮らし

を考える・・・LIXIL

そうなんです最近話題の

総合建材メーカーLIXILさん主催の

毎年開催される

展示会&セミナー研修の催しです

 

それほどミーハーな

私では無いのですが・・・

 

今回ここ福山まで足を延ばしました

お目当てはこちらの「窓」

 

所謂開口部と呼ばれる

内と外を繋いだり遮ったり出来る

唯一パッシブな住宅でアクティブな箇所

元来日本の住宅は

内と外をあいまいにして

自然と共存しながら暮らすのが

一般的でした

 

今回見学に来た「窓」は

「間土」(まど)と呼ばれ

内と外を繋ぐ役割があったのです

 

所が・・・

質よりも量を優先する国策で

 

工場生産で量産型の

ハウスメーカーなるものが誕生し

 

その暮らしは一変してしまいました

そして追い打ちをかけるように

環境にも悪い方に変化が現れ

 

機械設備に頼った生活を

送らざるを得なくなりました

 

その後・・・しばらく続いた

「機械設備」頼りの生活でしたが

 

ここに来てやっと

省エネとか豊かな暮らしとか

 

所謂・・・環境共生型の暮らしが

見直されるようになった訳です

それらがまさに

弊社も取り組んでいる

「パッシブデザイン」に他なりません

 

パッシブ(受動的)な家に対して

その周辺にある自然の恵みを取り入れたり

・・・取り入れなかったりする設計手法

 

それが「パッシブデザイン」

 

この度の「間土」も

早速採用する事になっていますので

お披露目をお楽しみに・・・

さてブースは違えど

弊社担当営業の田中さんも

頑張っていました

 

集まった住宅屋は

LIXI商材を使っている方達

 

よって我々が加入している

SW(スーパーウォール)会とは

全く別物で

 

まだまだ「住宅性能」について

関心が無い人がほとんど

こちらは耐震等級1と耐震等級3を

震度7で揺らした

シミュレーションが確認できる

ウォールスタット

一瞬で倒壊する

耐震等級1の家・・・

でも今現在・・・

 

家を建てる皆さんが

耐震等級の内容を理解し

業者にリクエストをしないと

 

建てられる家は全て

倒壊した耐震等級1の家になります

何故なら国の法律が

最低「耐震等級1」だから・・・

 

特に業者にはおとがめはなくて

 

家を建てる皆さんの

自己責任だと云う事を

忘れないようにしましょう

皆さんが思うより

残念ながら我々の業界は超低レベル

 

なので家を建てる際は

業者任せにせず

自身が必ず学んで

 

数少ない良い家を選んで頂きたいと

思うのであります

 

 

パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」

 

 

 

 

 

 

 

近藤 直岐

社長のひとりごと

株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員

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