株式会社 近藤建設興業

省エネ地域区分見直し

2019.11.22

業界の方はご存知でしょうが

先日11月16日に省エネの地域区分が

見直されました・・・

詳しく知りたい方は

建研・・・所謂建築研究所のHPの

技術情報から確認する事が出来ます

 

以下・・・左が旧、右が新

さて一般の皆さんには

省エネ地域区分とは・・・?ですね

 

省エネ地域区分とは

全国を8地域に分類した

「地域区分」と

 

日射量について区分した

「日射量地域区分」があり

 

いずれも

地域の省エネの住まいを評価したり

 

地域に省エネの住まいを造る際の

指標になったり基準になるもので

 

地域によって異なっています

それらが今何故

見直しされたか?ですが

 

恐らく気候変動により

今までの区分では

実態にそぐわなくなった為?

 

ではないかと思われます

旧基準と比較してみると・・・

 

明らかに地域区分は温暖地域が増えたり

 

年間日射量は増えているが

暖房期の日射量は減っていたり・・・

これは夏暑く

冬寒くなっているのでは?と思わず

疑わずにはいられません・・・

 

所謂明らかにこれは・・・

何かおかしいのです?

 

もしそれらが温暖化の影響が否めないなら

 

家を造る我々業者は

省エネの住まいづくりに

 

もっともっと

頑張らなければならないと思います

 

地域区分の見直しについて

あくまでも個人の見解です・・・

 

悪しからず

さて本日は

オーナーさま宅訪問体感を行いました

お客さまは倉敷からお越しのMさま

初めての実邸体感・・・

 

しかも今日は良く冷えましたし・・・

そのポテンシャルの高さに驚かれていました

弊社では体感と呼んでいますが

一般的には見学・・・・

体感=見学?・・・実はそうでない

何故なら見学は一般的には

情報が眼と耳から入って来ます

 

それに比べ・・・

体感は五感で感じる事が出来る

 

いやいや・・・どちらも五感で

見学体感できるじゃないかと

お思いでしょうが・・・実は違います

例えば寒い時であれば

暖房機器で暖める事も出来ますが

 

機械設備で暖房した空間と

 

断熱が良くて自然に暖かい空間とは

体感すると全く異なります

そこの処を是非体感して頂きたいし

 

そう感じる住まいと

そうでない住まいは

 

後々大きな「差」となって

皆さんに降りかかって来ます

 

侮るなかれ住まいの断熱・・・です

 

秋も深まり

いよいよ冬が到来します

 

益々「その差」を体感できる季節

皆さんも一度・・・いかがですか?

 

パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」

 

 

 

近藤 直岐

社長のひとりごと

株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員

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