改めて・・・窓の設計
雨のスタジオ・・・
珍しく今日は雨・・・🌨
流石に太陽が居ないと
スタジオも温まりません・・・😁
それでも室温はご覧の23.8℃
皆さんの賃貸よりは暖かいかも?😅
無暖房でも23.8℃
せっかくなので今日は真面目に
「窓の設計」の話を・・・🤨
今更ながら始めたツイッターや
現在話題の家関係You Tubeなどの
所謂SNS系で頻繁に見かけますが・・・😅
窓の良し悪しを語った
「樹脂窓」VS「複合窓」
一般的には・・・
「樹脂窓」>「複合窓」と
どうやら「樹脂窓」に軍配が
上がっていて・・・🙄
「複合窓」は悪・・・とまで
決めつける傾向が有ります
そこで・・・
ひと言ぼやかして頂きます😁
NEDO日射量データ
以前もぼやいた事が有るのですが・・・😅
結論は・・・
窓の良し悪しは単純に
「樹脂」やら「複合」で
決めつけられません😆
例えば・・・
日射熱取得で考えれば
岡山市で冬に10時間熱を取得し
24時間熱が逃げると仮定し計算すると
室内に残る「熱の貯金」は
「樹脂窓」<「複合窓」となります😉
よって日射取得を優先すれば
岡山市の冬では「複合窓」が
優れている事が分かります😅
岡山市の冬「樹脂窓」VS「複合窓」
結露に至っても
水蒸気量にもよりますが
必ずしも「樹脂窓」>「複合窓」とはならず
枠の小さい・・・若しくは
枠が室内側に露出していない
「複合窓」では内部結露は除き
岡山市ではさほど問題では有りません😁
結露を起こす事で
気化熱により温度を奪われ
加湿が多ければ再度
結露する事は考えられますが・・・
それらも岡山市では
日中気温が上がれば
さほど問題では無いのです😙
付属部材により
断熱効果はUPします
確かにU値(熱貫流率)は単体で云えば
「樹脂」>「複合」かも知れませんが
そもそも窓は
「夏」「冬」両方の性能を確保するなら
単体の性能ですべてを賄うのではなく
付属部材の有無が実は重要なのです😄
意外と知られていないのが
「夏」の日射熱
直射は勿論ですが・・・
輻射による取得も多く
窓の外に遮蔽部材を取り付けると
その効果は絶大なのですよ😆
集熱を優先するなら付属部材が重要
さて・・・
以上ぼやいたように😁
「窓の設計」は
皆さんが家を建てる地域や場所
はたまた
暮らし方や主観的な要望で
決まるのであって・・・
決して全国統一で
「樹脂」>「複合」では
無いと云う事です・・・😊
最後に・・・ただし!!
「複合」では必ず
樹脂スペーサーが入った枠や
ガラスを使う事です・・・😅
私はドイツに行ったとき・・・
トリプルガラスが
鶏小屋に使われていると知り
驚きましたが・・・
いずれにせよここは日本
事情に合わせ・・・
快適健康で省エネな家が
増えれば良いですね😄
性能
https://www.kondo-kk.com/passive/performance/
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員