株式会社 近藤建設興業

改めて・・・窓の設計

2021.2.26

雨のスタジオ・・・

珍しく今日は雨・・・🌨

 

流石に太陽が居ないと

スタジオも温まりません・・・😁

 

それでも室温はご覧の23.8℃

皆さんの賃貸よりは暖かいかも?😅

 

無暖房でも23.8℃

せっかくなので今日は真面目に

「窓の設計」の話を・・・🤨

 

今更ながら始めたツイッターや

現在話題の家関係You Tubeなどの

所謂SNS系で頻繁に見かけますが・・・😅

 

窓の良し悪しを語った

「樹脂窓」VS「複合窓」

 

一般的には・・・

「樹脂窓」>「複合窓」と

どうやら「樹脂窓」に軍配が

上がっていて・・・🙄

 

「複合窓」は悪・・・とまで

決めつける傾向が有ります

 

そこで・・・

ひと言ぼやかして頂きます😁

 

NEDO日射量データ

以前もぼやいた事が有るのですが・・・😅

 

結論は・・・

窓の良し悪しは単純に

「樹脂」やら「複合」で

決めつけられません😆

 

例えば・・・

日射熱取得で考えれば

 

岡山市で冬に10時間熱を取得し

24時間熱が逃げると仮定し計算すると

 

室内に残る「熱の貯金」は

「樹脂窓」<「複合窓」となります😉

 

よって日射取得を優先すれば

岡山市の冬では「複合窓」が

優れている事が分かります😅

 

岡山市の冬「樹脂窓」VS「複合窓」

結露に至っても

水蒸気量にもよりますが

必ずしも「樹脂窓」>「複合窓」とはならず

 

枠の小さい・・・若しくは

枠が室内側に露出していない

「複合窓」では内部結露は除き

岡山市ではさほど問題では有りません😁

 

結露を起こす事で

気化熱により温度を奪われ

加湿が多ければ再度

結露する事は考えられますが・・・

 

それらも岡山市では

日中気温が上がれば

さほど問題では無いのです😙

 

付属部材により

断熱効果はUPします

確かにU値(熱貫流率)は単体で云えば

「樹脂」>「複合」かも知れませんが

 

そもそも窓は

「夏」「冬」両方の性能を確保するなら

 

単体の性能ですべてを賄うのではなく

付属部材の有無が実は重要なのです😄

 

意外と知られていないのが

「夏」の日射熱

 

直射は勿論ですが・・・

輻射による取得も多く

 

窓の外に遮蔽部材を取り付けると

その効果は絶大なのですよ😆

 

集熱を優先するなら付属部材が重要

さて・・・

以上ぼやいたように😁

 

「窓の設計」は

皆さんが家を建てる地域や場所

 

はたまた

暮らし方や主観的な要望で

決まるのであって・・・

 

決して全国統一で

「樹脂」>「複合」では

無いと云う事です・・・😊

 

最後に・・・ただし!!

 

「複合」では必ず

樹脂スペーサーが入った枠や

ガラスを使う事です・・・😅

 

私はドイツに行ったとき・・・

 

トリプルガラスが

鶏小屋に使われていると知り

驚きましたが・・・

 

いずれにせよここは日本

 

事情に合わせ・・・

快適健康で省エネな家が

増えれば良いですね😄

 

性能

https://www.kondo-kk.com/passive/performance/

 

近藤 直岐

社長のひとりごと

株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員

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