カメレオンウォール?
すっかり外観が変わったLab
今日は久しぶりに・・・
スタジオ隣地に建つ
1967年築の平屋の建物を
フルリノベーション中の
RE NEUTO LABを紹介します😮
バラ板上に防水紙を貼ります
粛々と地味に工事が進んでいるLab
先日から外壁工事が行われています🤨
板張りの木なり色だった外観が
あっという間に防水紙により白色に・・・😮
防水紙を貼った直後は真っ白の外観
勿論今日日の外壁は
通気工法になっていて・・・😊
Labももれなく
透湿防水シートの上に通気層が有り
改めてその上に先程のバラ板
そして今度は防水紙😁
ラス網を貼り付けややメタリック調
透湿防水シートとは異なる防水紙は
防水モルタルが馴染みやすくする為の
必須シートなのです😙
木なり色からホワイトメタリックへ豹変
更にそんな防水紙の上に
防水モルタルを付着させるための
ラス網と云われる
ハチの巣状の金網が取り付けられます😙
防水モルタルが練られています
既にここ迄
画像には有りませんが・・・😗
柱の外には・・・
外張り断熱材が有り
透湿防水シートがあり
通気層にバラ板に防水紙😮
いやはやどれだけ外壁には
重ね張りが行われるのか・・・😆
塗り壁工事は左官さんが主役
そこにやっと登場するのが
塗り壁のエキスパート左官屋さん😮
防水モルタルを
その時の温湿度に応じて調合し
防水紙+ラス網に塗り込んで行きます😮
簡単に見えますが素人では塗れません
防水モルタルとは?
セメントと砂と防水剤を
ミックスした材料で
水とセメントが化学反応して
徐々に固化して行く・・・
時間との闘いなのであります😗
ひび割れ防止にメッシュシートを塗込み
細かな切り込みや
伸縮に弱い塗り面積の小さな箇所には
防水モルタルの上から割れ防止の為
メッシュシートを塗り込んで行きます😮
複雑な箇所はより丁寧に・・・
壁は勿論平たんでは有りますが
でっぱりやへっこみ等
複雑な形状もあり・・・
その辺りの納まり仕舞が
左官屋さんの腕の見せ所・・・😁
あっという間に濡れ色になったLab
あっという間に
濡れ色壁の出来上がりです😙
昭和の時代住宅は・・・
大工さんと左官さんによって
作られて来た経緯があり🤨
ひと昔前・・・大工を右に配し
その片腕として左に配する
重要なポストとして左官と
命名されたとも云われています😌
それこそ私が大工の頃は
左官さんは・・・
基礎、屋根、壁と
多能工で・・・
極端な話・・・
大工と左官が居れば
家が出来ていた時代も
あったのですよ・・・😅
乾燥すればライトグレー色に変わります
何時の頃からか
合理化と云う名のもとに
業務が細分化され
其々の技術技能が低下して行った?
・・・と自己解析してます😆
いずれにせよ・・・
最近では珍しい塗り壁仕上げ😌
作業工程により
それぞれの表情を変える外壁を
面白いと思うのは
私だけでしょか・・・ネ😅
白洲そとん壁
https://www.takachiho-shirasu.co.jp/
素材
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員