3・11に想う
日本列島周辺の巨大地震の震源域
ご存知のように明日は3・11・・・
12年前に
未曾有の大災害をもたらした巨大地震
東日本大震災のことです😑
先日も岩手や福島の仲間と
時間を共にした際にも
3・11の話がありました・・・🙁
海溝型地震と直下型地震
鎌田 浩毅新書 引用
最近もトルコでも大地震が起きたように
日本もトルコと同じく・・・
4枚のプレート上に大陸が有り
常に鬩ぎ合っていて
海溝型と云う地震が
起きやすい地形に有ります🤨
東日本大震災の発生前後の地盤の動き
地震発生前までは
こうした海のプレートに
陸のプレートが沈み込み
歪みに耐えきれなくなって
陸のプレートが跳ね返るのが
海溝型地震の特徴です🙁
正断層 逆断層
震災後に陸での
直下型地震が増えているのは
海溝型地震の発生により
日本列島自体が最大5.3メートルも
太平洋側に移動したと云われていて
そのせいで陸地が正断層、逆断層にて
ずれが発生しているのが原因だそうです😦
日本付近のプレートの模式図
それでは改めて・・・
我々岡山の地が関係している
南海トラフを見てみると・・・
フィリピン海プレートに
ユーラシアプレートが引き込まれいて
歪が発生しています・・・
限界に達して跳ね上がることで
発生する地震が
「南海トラフ地震」と云われています😮
南海トラフ地震発生メカニズム概念図
そして上記の①→②→③のような
状態が繰り返されるため
南海トラフ地震は
繰り返し発生するとも
云われています😨
そして過去の
地震震源域の時空間分布をみると
その発生過程に
多様性があることがわかります😧
過去に発生した
南海トラフ震源域の時空間分布
しかも周期的に見てみると
大体100年おきぐらいに
発生していますから・・・
昭和南海地震の1946年から
2023年現在で77年経過なので
今後30年以内に70%程度の確率で
南海地震が起きると
云われているのです😞
又一部の予測では
「2030年代には発生する」
とまで云われ・・・
新築で今後建てる住まいは
勿論・・・耐震等級3
既築の住まいは
品確法前の新耐震基準では
評点1以上とするのが
望ましいでしょう・・・😌
いずれにせよ備えあれば憂いなし
十二分な安全性を確保する為に
気を付けましょう・・・😌
気象庁 南海トラフ地震
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/nteq/nteq.html
耐震性能
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員