基準・・・?
8月はインターンの季節?
毎年この時期は
インターン生の受け入れを
行っています😊
そんな今日は・・・
月末から行うインターンに先立って
京都から学生さんが挨拶に・・・😮
京都から学生さんがやって来ました
インテリアデザイン系を
学んではいますが・・・
弊社に興味を持ったとの事
インターン前の挨拶は珍しいし
1回生と有って就活では有りませんが
話が盛り上がり1時間超滞在されました🤨
その中でも気になった
建築の構造について今日は少々・・・😅
木造住宅の構造検討方法
勿論学生さん達は構造について
中々学ぶ機会が少ないのが事実😅
今日もポートフォリオなるものを
見せてくれましたが
老婆心ながら気になったのが・・・構造😁
係数について・・・
一般の皆さんにも
なるべく分かるようにお話ししますが
今日はちょっと・・・面白くは無いかも😆
係数の見直し案・・・
先ずは・・・
構造計算と一括りにされる構造ですが・・・
安全側から順に
1.許容応力度計算
2.性能表示計算
3.仕様規定
と存在します😙
性能表示の係数確認
皆さんが良く聞く
耐震等級2とか3とかは
性能表示の構造計算で
壁量計算時には其々の係数により
算出されています🤨
基準法と性能表示の違い
耐震等級2は基準法の1.25倍とか
耐震等級3は基準法の1.5倍とか
聞いた事が有ると思いますが・・・
実は・・・
・床面積の捉え方
・地域地震係数
・積雪量
によって異なっています😮
許容応力度計算に使います
更に最も安全な
許容応力度計算には
・地震係数(Z)
・地域基準風速(Vo)
・地域積雪量
等も加味されます😮
地震地域係数(Z)
要は・・・
何が云いたいか?ですが😅
先日もお話ししたように
基準とはあくまでも
最低中の最低を
概算(決まり事)によって
簡易に計算したモノ🤨
云わば実際・・・安心とは云えないのです😨
地域基準風速(Vo)
時々誤った表記や言動を見かけます・・・
特に間違いやすいのが
リノベーションでの
「上部構造評点」と云う数値・・・😮
積雪地域荷重
「上部構造評点」とは?
読んで字のごとし・・・
土台から上部を
壁量によって簡易に計算した数値😗
単に・・・
旧耐震基準⇒新耐震基準に
引き上げたモノで
その評点が1.5だとしても
決して・・・
性能表示の耐震等級3では無いと云う事😣
もっと云えば・・・
「上部構造評点」には
基礎も地耐力も含まれていない事実😆
そりゃそうです・・・昔は
地耐力調査も
基礎の構造計算もしてませんからネ😆
許容応力度計算は重さとの闘い
何故最近・・・
構造について注目されているのか?🤨
実は今まで提出が義務では無かった
木造住宅の構造計算書が
2025年~提出義務化が
予定されているからです😮
家の重さは・・・?
資料出典:福井コンピュータアーキテクト
普通に考えれば・・・
提出が義務では無かっただけで
構造計算は行われていたハズ・・・
だから今更
慌てる必要は無いはずなのですが😅
業界全体がワサワサし
一部には激震が走ってる
・・・らしい😆
特に営業マン等の無資格者に
プランを書いて貰っているそこの貴方😮
・・・大丈夫ですか?
今日は面白く無いのを承知で
構造についてぼやいてみました・・・😙
実際・・・
「温熱」よりも重要な「構造」
気を付けて・・・😮
高耐震・超制震
https://www.kondo-kk.com/passive/performance/
SW工法
https://www.lixil.co.jp/lineup/construction_method/sw/product/construction_method/
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員