株式会社 近藤建設興業

わたしたちは地震に負けない!

2018.1.18

未曾有の震災から23年が経ちました

 

今でも記憶と体感に残っている

恐ろしい出来事です

 

しかし、こうした

何かしらの出来事が起きないと

法律がつくられないと云う現実・・・・

 

不特定多数が集まる施設や

公共の建物は

もちろん災害に対し

堅固でないといけませんが

 

住宅に関しては

今までは後回しにされてきました

 

まぁ倒れたりしても被害が少ないとか

思われてたのでしょうね・・・・

でも実は住宅って

人の滞在時間が一番長い場所

 

大体の方が一日の半分を過ごす場所

 

そう考えると

災害に会う確率は当然高くなります。

 

日頃から「断熱断熱」「気密気密」と

皆さんも耳にタコが出来るほど

聴いてると思いますが

 

実はそれらの前に

「耐震」が非常に重要なんですね

こうして震災の後にやっと

造られたのが「耐震等級」

 

住宅の耐震性能を

低い方から1,2,3と区分し

登場した訳です

 

1は命は助かるかも知れませんが

家は残りません

 

2は一度の揺れには耐えられても

2度目の揺れでは壊れる・・・

倒れてしまうかも知れません

 

3は現在最高等級を謳ってますが

これだけで大丈夫とも言えません・・・

ところがこの耐震等級・・・

 

家を建てる方が理解して

住宅会社にリクエストをしないと

 

そのほとんどは「耐震等級1」となります

 

何故なら住宅会社は

最低しか決めていない法をクリアしてれば

おとがめは無い・・・

責任は無い・・・・という事なんです

 

ようは・・・

家は皆さんが「自己責任で建ててる」

って事なんです

なので結論は

 

家の耐震等級は最低3の上に

 

構造計算や直下率、偏心率

はたまた制震工法などで

余力を持たせることが大切だと云う事です

 

わたしたちは地震に負けない!!

 

そんな家づくりを続け

広めて行きたいものです

 

パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」

 

 

近藤 直岐

社長のひとりごと

株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員

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