0.15
総社市に建つ
南側にハイサイドライトを設けた
「おかやま暖涼の家」
人気の平屋Verです
先日行われた「気密測定」の様子
へんてこりんな?送風機で
室内を負圧にして
屋外から入り込む空気の量
所謂、室内と室外の圧力差で
建物の「すきま」を測定します
今回測定結果
じゃじゃ~ん!!
C値0.15
こちらの建物の相当隙間面積は
0.15㎝²/m²x165.93m²=24.88㎝²
建物全体で約5㎝x5㎝の隙間って事です
少ないのか?多いのか?は
ちょっとググれば分かるかと思います
じゃあ、なんでそこまで
「気密」にこだわるか?ですが・・・・
冷静に考えれば分かりますが
これらの気密測定時は
換気扇の穴が開いていない状態での測定値
と、云う事は実生活では・・・
キッチンの換気扇
浴室の換気扇
換気システムによってはトイレに
納戸にクロゼット
そして各居室は全室
換気の穴が開きます
もちろんエアコンの穴もあります
しかも3種換気の場合には
そこから外気が
ダイレクトで侵入して来ます・・・
明日の朝は氷点下になるそうですから
・・・・そりゃあ寒いはずです
そんなこんなで
住宅の「気密」は重要なのでありますよ
さてお引き渡しを月末に控えた
「津島京町の家」
最後のお色直しが続いています
一年間ショーハウスとして
使用しましたので
改めて実生活に便利なように
棚板を増やしたり
書斎の造作を増やしたりと
より使いやすく造り込んでいます
玄関アプローチ回りも
ポストや表札の準備が進んでいます
後は新しいオーナーさまの
光り輝くネームプレートが収まる予定です
完成後の造作なので
大工さんも若干気を使いますが
来週早々には改めて
外回りの再塗装や室内の美装を行い
設備などの試運転を確認
お引き渡しの日を迎えます
もちろん全棟「気密測定」を
行う当社ですから
こちらのショーハウスも測定済み
そして奇遇ですがC値0.15
隙間は少ないほど良いのであります
パッシブデザイン「おかやま暖涼の家」
近藤 直岐
社長のひとりごと
株式会社近藤建設興業 代表取締役。人と住まい、地域と環境、すべてにおいて最善の住まいを常に探求。岡山県の住環境のあり方を本気で考え、未来の大人たちに誇りを持ってバトンを渡すために日々邁進中。
一級建築士/全国SW会性能向上委員会 初代全国委員長/暮らし省エネマイスター/CASBEE戸建評価員/HEAT20正会員