青々とした緑がどこまでも広がる岡山市郊外の田園地帯、その田園の一角を開いた地に建つＹさま邸。
周囲の街並みとの調和を優先し、敷地に沿ったL字型の平屋で、
家の向きは動かせない分、窓やルーバーなど動かせるものを使い、
日射や風を調節するため窓の配置を工夫して、できる限りパッシブな住まいづくりを目指した。

悠々とした勾配天井リビングと落ち着きのあるダイニング。
大きなデッキを囲う２面の窓から、広い田園の風景をパノラマのように眺められる、
窓から入る風はダイニングに設けた回転欄間から寝室を通り、廊下の高窓へと抜けていく。
ウッドデッキでは家族とＢＢＱを楽しめ、お家時間を満喫できる。
自然に溶け込み、自然の恵みを受けて暮らす心地良い住まいとなった。